クレジットカード「ダイナースクラブ」の特徴を紹介 ステータスや年会費、アメックスとの比較も

2018.11.10
FINANCE
(写真=Casper1774 Studio/Shutterstock.com)
(写真=Casper1774 Studio/Shutterstock.com)
ハイステータスなクレジットカードの代表格とも言えるダイナースクラブカード。このカードブランドについて、年会費や審査基準、特典、アメックスとのステーテス比較含め、詳細を紹介する。

ダイナースクラブのプロパーカードは他社のゴールド、プラチナカードに匹敵

ダイナースクラブはアメリカで1950年に設立。日本ではダイナースクラブカードを発行する日本ダイナースクラブが、1960年に日本最初のクレジットカード会社として設立された。

ダイナースクラブカードは、アメックス(アメリカン・エキスプレス)と同じく「チャージカード(翌月一括払い専用カード)」に分類されるクレジットカードで、その性質上、利用金額には一律の制限が設定されていない。もちろん無制限に使えるわけではないが、それなりの高額利用が可能だと考えていい。

逆に言えば、それだけの支払い能力があると認められた人にカードが発行されるわけで、プロパーカード(カード会社自体が発行するクレジットカード)に関しては、それを持っているだけでもステータスになると言われているほどだ。

ダイナースクラブカード(プロパーカード)の年会費は本会員が2万2,000円(税別)、家族会員が5,000円(税別)と、他社ゴールドカード、あるいはプラチナカード並みに高額な設定となっている。この年会費もそのステータスゆえと考えればいいだろう。

ダイナースカード所有できるのはエグゼクティブのみ? 

では、ダイナースクラブカードはどんな人が所有できるのか?カード公式サイトには入会の目安として「年齢27歳以上の方」とだけ記載されているが、それはあくまで入会申込ができる最低限の条件であり、審査に関する情報は特に公開されていない。

このカードに限らず、クレジットカードの審査基準は各社とも未公開となっているため、“どんな人が所有できるのか”ということについては伝聞に頼るしかない。

以前は医師や弁護士、あるいは企業経営者といったハイクラスの職業の人しか所有できなかったといわれるダイナースクラブカードも、現在では定職に就いていて安定した収入さえあれば所有可能とされている。

会社の格、勤続年数、持ち家の有無なども特に問われることなく、年収が500万円以上あれば審査をパスする可能性が高いという話もある。

事実、ダイナースクラブカードではボーナスポイントをプレゼントする新規入会キャンペーンなどを行っており、少なくとも現在はハイクラスのみを対象としたカードというコンセプトで展開しているわけではなさそうだ。

ダイナースクラブの特典なら予約困難な高級料亭の優先予約もできる

ダイナースクラブカードにはどんな特典がついてくるのか?まず特筆すべきはグルメ関係の特典だ。カード名にもなっている「ダイナース」とは「食事をする人」を意味しており、グルメ関連の特典こそがこのカードの真骨頂といえる。

たとえば、通常は予約が難しい高級料亭を予約できたり、国内レストランでのさまざまなイベントや優待を受けられたりといった特典がある。

また、「エグゼクティブダイニング」という特典では、対象となるレストランにおいて2名以上で所定のコースを選ぶと1名分が無料になり、6名以上なら2名分が無料になる。対象レストランはいずれもエグゼクティブという名にふさわしい一流店ばかりだ。

さらにグルメ以外では、国内外のホテルやツアー料金の割引などのほか、国内外の空港ラウンジの無料利用、さらに、海外旅行時に空港からの手荷物宅配が1個まで無料、空港近くのホテルへの前泊が無料となる。これは、他社カードならゴールドやプラチナ、またはそれ以上の特典といっていいだろう。

アメックスとはどちらのステータスが上か?

ダイナースクラブカードと同じくチャージカードに分類されるアメックスとの比較では、どちらのステータスが高いのだろうか?

アメックスのプロパーカードで通常のカードにあたるアメリカン・エキスプレス・カード(通称アメックスグリーン)では、年会費は1万2,000円(税別)となり、国内主要空港と海外2空港の空港ラウンジが無料で利用できる。

年会費だけで考えるなら、アメックスグリーンよりもダイナースクラブカードのほうがステータスは高いと言えそうだ。旅行関係を見ても、ダイナースクラブとアメックスゴールドは同程度、特典の多さからすると前者のほうがステータスが高いと考えていいだろう。

ダイナースブランドにはデメリットも

ダイナースクラブカードのデメリットは、カード発行枚数が少ないため、必然的に使える店舗も少ないということである。高級店では“水戸黄門の印籠”のように威光を放つダイナースクラブカードも、一部の店舗では使えないケースがあるということだ。

そのため、ダイナースクラブ会員はVisaやマスターカードブランドのクレジットカードを併用していることが多いと言われている。

デメリットはあるものの、予約困難なレストランを予約できるなどダイナースクラブならではの特典はやはり魅力だろう。ステータス感あふれるこのカードを取得して、「大人のぜいたく」を享受してみるのもいいだろう。

文・モリソウイチロウ(ライター)
 

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