ロレックスで資産価値が上がる3つのモデルとは コスモグラフ デイトナ、GMTマスターⅡ……

2019.8.10
BUSINESS
(写真=doublep4556/Shutterstock.com)
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ロレックスは高級時計ブランドの中でも圧倒的な知名度と資産価値を誇る。モデルによって人気は異なるが、資産価値が高くなりやすいモデルには共通点がある。その法則を紹介した上で、今後どんなモデルに人気が集まり価値が上がるのか予想した。(※価格や情報は2019年7月時点のもの)

ロレックスで「人気が出る=資産価値の高い」モデルの3つの共通点とは?

ロレックスは高級時計ブランドの中で特殊なポジションにある。自分が欲しいと思ったモデルよりも、世の中で人気があるモデルを選ぶ人が非常に多い傾向にあるのだ。これは、資産価値が高いロレックスならではの現象だろう。人気モデルは購入から時間が経っても高く売れやすい。超人気モデルに至っては購入価格より売却額が高いということもあり得るのだ。

ロレックスで人気が出るモデルには3つの共通点がある。

ロレックス人気モデルの共通点1……スポーツモデルであること

ロレックスの時計は大まかに「スポーツモデル」と「スタンダードモデル」の2ラインに分けられる。

「スポーツモデル」は目的に特化したプロフェッショナルモデルのことだ。例えば、モーターレーシング用に作られたクロノグラフ搭載の「コスモグラフ デイトナ」や、探検用の「エクスプローラー」、ダイバーのための「サブマリーナー」といったモデルを指す。

一方、「スタンダードモデル」は、ロレックスの3大発明とされる「パーペチュアル」、「オイスターケース」、「デイトジャスト」が搭載されたドレスウォッチのこと(例外も存在)。

人気面では、スポーツモデルがスタンダードモデルを圧倒する。資産価値を考えて購入するのなら、スポーツモデル一択と思っていいだろう。

ロレックス人気モデルの共通点2……素材がステンレススティールであること

2つ目の共通点は、素材が「ステンレススティール」であることだ。普通に考えると、素材にゴールドやプラチナといった貴金属を使ったモデルのほうが資産価値は高いように思える。

もちろん、貴金属モデルのほうが絶対的な価値や定価は高い。だが、購入金額に対する売却価格を考えると評価は逆になる。貴金属モデルは値崩れが激しいのだ。ステンレススティールモデルは貴金属モデルより需要が高く回転率が非常に高い。店側としては高く買い取っても売れやすいため値崩れしにくいといえる。

ロレックス人気モデルの共通点3……ディスコン(生産終了)モデルであること

ディスコン(生産終了)モデルに人気が集中する傾向があることも共通している。これもロレックス独特の法則といえる。一般的に、新しいモデルが発表されると旧モデルは人気が落ちて値崩れする傾向にあるが、ロレックスの場合は逆に値上がりすることが多い。主な理由として、ロレックスのアンティークが近年高騰したこともあり、今から手に入れておこうとする投機目的の人々の存在が挙げられるだろう。

ロレックスで今後も資産価値が高くなると予想される3つのモデル

以上を踏まえ、今後人気が上昇する、あるいは継続して人気が維持される確率の高いモデルは以下の3つだ。

圧倒的人気を誇る「コスモグラフ デイトナ」

「コスモグラフ デイトナ」は、時計に詳しくない人でもその存在を知っている人は多いだろう。「キングオブクロノグラフ」とも称される人気モデルだ。現行モデルである「Ref.116500LN」は、定価127万4,400円(税込)のところ、買取相場は美品ならなんと約200万~280万円になることもある。新品を定価で手に入れられたら、ほとんど倍の資産を所有することになる。当然品切れが続くことが予想されるので、もし店頭で見つけたら購入をためらう理由はない。

ディスコンになった「GMTマスターⅡ」に注目

2019年3月にスイスで開催された時計見本市「バーゼルワールド」で、パイロット向けスポーツモデルであるGMTマスターⅡの2機種がディスコン(生産終了)になることが判明した。品番でいうと「Ref.116710BLNR」と「Ref.116710LN」だ。特に廃盤モデルの最終品番はコレクターズアイテムとして価値が高く、人気が集中する。今後の価格動向に注目すべきモデルだ。

「エクスプローラーⅠ」の希少モデルは将来の値上がりに期待

冒険家のために作られた「エクスプローラーⅠ」は日付表示しかないシンプルな文字盤が特徴。日本でも、旧モデルを人気俳優やタレントがこぞって身につけたことから価格が急騰したことがある、ロレックスの看板モデルだ。

注目したいのは、現行モデル「Ref.214270」の中でも、2010年から2016年まで製造されたブラックアウトと呼ばれるモデルである。これは文字盤の「3」「6」「9」のインデックスに夜光塗料が施されていないタイプだ。2016年まで製造されたこともあり、中古市場ではまだ豊富に出回っているが、10年、20年後には希少性が高くなっている確率が高い。もちろん、時計マニアにとって希少性は大好物。時間はかかるが、今買っておけば購入価格を超える価格で売れる可能性がある。

ロレックスの人気モデルを賢く買うためのコツ

購入モデルが決まったら、すぐさまお店に駆け込みたいところだが、ロレックスの価格変動は非常に激しく、衝動的に買うと高値で“掴まされる”ことがある。もちろん、正規店は定価販売なのでその心配はない。だがスポーツモデルの在庫は非常に少ないので、人気モデルが欲しければ中古品か並行輸入品を買うことになるだろう。

なるべく安く買うためには為替動向は最低限チェックしたい。ロレックスの価格動向は為替に大きく影響されるためだ。気をつけたいのが、為替と店頭に並ぶ時計の価格の変動には1~2ヵ月のズレがあること。仕入れから販売までのタイムラグである。販売店は円高のピーク時にロレックスを海外で安く仕入れる。その後、日本の厳しい顧客に向けてキズを磨き、ムーブメントを分解して清掃した後、円高を反映した価格で店頭に並ぶのだ。

ロレックスは人気もあるが、故障が少なく丈夫で時計としての完成度が非常に高い。賢く購入して、ロレックスのある生活を存分に楽しんでもらいたい。

文・吉本隆太(時計ライター)
 

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