昨年3月ごろに商用サービスが始まった5G。高速・大容量のほか、多接続や低遅延といった特徴を持ち、今後、生活を一変させていくことは多くの方が予感されていることと思います。

 同時に、5Gはコンシューマー市場よりもビジネス市場への影響が大きいともいわれています。携帯キャリア各社も、ビジネスドメインでの活用を想定して以前からパートナーとサービス創出に力を入れてきました。特に、製造での活用が進んでいる印象です。直近では、SIerやITベンダーも5Gの共創施設を設立することも増えています。

 ただ、正直昨年までに登場していた法人向け5Gサービスは、カメラによる点検や異常検知といった、これまでのテクノロジーでも実現できそうなものが多かった気がします。しかし、ここ最近はロボットの遠隔操作やVRによるバーチャルオフィスといった、5Gならではのサービスが増えてきました。

 現在の5Gは、まだまだ普及段階。今後、電波のカバー率が高まって一般化してきたときにどんな画期的なソリューションが生まれてくるのか。楽しみですね。

文・銭君毅/提供元・BCN+R

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