キャッシュレス決済が、またしても新たな“便利”を開拓した。今度は渋谷区が、年始の1月4日から税金や保険料の支払い方法としてQRコード決済を取り入れたという。これにより、これまで役所やコンビニ等に出向いて行っていた各種納付を、家にいながら済ませられるようになった。
今回は、そんな世の中の利便性を高め続けるキャッシュレス決済についてお伝えしていきたい。

ついに自宅にいながら税金を納める時代が到来

払わなければいけないのなら、せめて簡単に納付できるようになったらありがたい税金
(画像=オトナライフより引用)

 今回キャッシュレス決済が新たに導入されたのは、東京都渋谷区の特別区民税・都民税(普通徴収分)や軽自動車税(種別割)の税金、さらには国民健康保険料等の保険料だ。自宅に送付されてくるこれらの納付書にはバーコードが印字されており、バーコードを読み取ることで自宅にいながら「PayPay請求書支払い」「LINE Pay請求書支払い」「au PAY請求書支払い」等の「モバイル決済・モバイルバンキング決済」を利用して納付したり、コンビニで「Apple Pay」のような「クレジットカード決済(F-REGI 公金支払い)」を利用したりすることもできるようになったのだという。
 モバイル決済・モバイルバンキング決済では、納付金の上限金額があり領収書が発行されないという制約はあるものの、納付者の自己負担となるシステム利用料はかからない。便利かつ損をしない設定となっているのも見逃せないポイントだ。