とんかつチェーンを買収したコーヒーチェーンKimlyの事業見通し

2019.7.21
BUSINESS
(画像=Getty Images)
(画像=Getty Images)
モトリーフール・シンガポール支局、2019年5月30日投稿記事より

Kimly Ltd(ティッカー:1D0)は、シンガポール最大のコーヒーショップ運営会社の1つであり、シンガポール各地に68の飲食店と130の屋台という広範なネットワークを持っています。

同グループは最近、シンガポールの日本食レストランである「とん吉」と、製菓会社であると「リバイゴーシュ」を買収しました。

とん吉はシンガポールでとんかつや日本食を提供しており、日本人や現地の人に愛されている人気の日本食レストランチェーンです。

シンガポールのコーヒーショップ業界は市場が細分化されており、効率的な展開が難しいため、投資家はKimlyがIPO後の成長軌道を継続できるか疑問に思うかもしれません。

Kimlyの成長可能性を評価します。

セントラルキッチンを活用

Kimlyはアウトレット管理と食品小売を主要部門としています。

アウトレット管理部門はFoodcliqueというブランドの下で、60のコーヒーショップ、4つの企業向け食堂、3つのフードコートからなる67のフードアウトレットを運営しています。

食品小売部門はセントラルキッチンで作られたソース、マリネ、半完成品をすべての屋台に供給し、約130の自営型屋台が食品を販売しています。

コーヒーショップでは、Kimly自社ブランドのアイスコーヒーとアイスティーの新商品の提供を計画しており、2019年度第3四半期(4月~6月)に販売開始する予定です。

また、2019年度中に3~5店舗の新しいコーヒーショップをオープンすることも計画しています。

堅固なファンダメンタルズ

Kimlyの2019年度第2四半期(1月~3月)決算では、前年同期比4.7%の増収を記録しましたが、経費の増加により純利益は13.2%減でした。

それにもかかわらずKimlyのバランスシートは堅調で、キャッシュは8,650万シンガポールドルで負債はありません。

これにより、保有現金でコーヒーショップを買収することができ、グループの成長が加速するでしょう。

営業キャッシュフローは非常に堅調で、2019年度上半期は2,460万シンガポールドルとなりました。

設備投資額は160万シンガポールドルのみだったので、フリーキャッシュフローは2,300万シンガポールドルでした。

これにより、Kimlyは中間配当を0.28シンガポールセントから0.56シンガポールセントに倍増させました。

有望な見通し

グループの見通しは有望です。コーヒーショップ部門に成長の余地があるだけでなく、セントラルキッチンの拡大もコスト削減と生産の合理化につながり、結果的に利益率が向上するでしょう。

強力なバランスシートと十分なキャッシュ保有により、Kimlyは補完的な事業を獲得し、ブランドの安定性を高めることができるとみられます。

文・モトリーフール編集部/提供元・The Motley Fool Japan

【関連記事】
ミレニアル世代の6割が「仕事のストレスで眠れない」試してみたい7つの解消法
みんながやっている仕事のストレス解消方法1位は?2位は美食、3位は旅行……
職場で他人を一番イラつかせる行動トップ3
「ゴールドマン、Facebookなどから転身、成功した女性起業家6人
【初心者向け】ネット証券おすすめランキング(PR)
PREV 名刺に頼るな!外国人に一目置かれる自己紹介のコツとは?
NEXT 第一印象は1秒で決まる! 初対面を制する「見た目」の作り方

READ MORE...