LINEは、スマートフォン専用リサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」で、全国の15~59歳の男女を対象にマイナポイントの認知度に関する調査を実施した。調査は、8月26~28日の期間に行われ、5252人から有効回答を得ている。
 

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ほとんどの人がマイナポイントを知っているものの、内容の認知は半数程度(写真=BCN+Rより引用)

 調査対象者に、マイナポイントを知っているかを尋ねたところ、「聞いたこともない」と答えた人は1割程度で、約9割が「知っている/聞いたことがある」と回答。ただし、マイナポイントの内容を知っている人は半数ほどにとどまっている。

 全体として、調査時点でマイナポイントに予約・申し込み済みの人は1割ほどだが、年代が高くなるほど申し込み・予約率が高くなる傾向がみられた。

 「すでに予約・申し込みした」は40代・50代に多く、「これから予約・申し込む予定」で30代が最も多く2割を占めている。「すでに予約・申し込みした」という回答と合わせると、30代では約3割の人が実際に行動を起こした/これから起こそうとしており、マイナポイントへの興味の高さがうかがえる。

 一方で、10代ではマイナポイントの認知率が大きく下がり、「聞いたこともない」と回答が4割弱に達した。「聞いたことがある程度」は5割弱、マイナポイントの内容を知っている人が2割弱と、マイナポイントの存在そのものが浸透していない。
 

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マイナンバーカードの所持率は約3割、マイナポイントが認知度上昇のきっかけに(写真=BCN+Rより引用)

 マイナンバーカードの所持率は3割超で、「マイナポイントとは関係なく、もともと持っていた」という人が最も多く、「マイナポイントをきっかけに作って持っている」が調査時点で1割弱だった。

 ただし、「持っていないが、これから作るつもり」も3割弱に達しており、マイナポイントをきっかけにマイナンバーカードへの意識が広がった可能性もうかがえる。

 男女別では、女性よりも男性の方がマイナンバーカードを持っている割合が高い。年代別では、20代以上でマイナンバーカードの所持率が高い。「マイナポイントとは関係なく、もともと持っていた」が男女とも20代が最多で、「マイナポイントをきっかけに作った」がそれほど多くないものの、30代以降で3割ほどが今後作ろうとしている傾向がみられた。

提供元・BCN+R

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