ワールドは、8月5日の取締役会において決議した構造改革のため、「アクアガール(aquagirl)」や「オゾック(OZOC)」など5ブランドの事業を終了することを発表した。新型コロナウイルスの影響で事業環境が悪化し、採算の改善が見込まれないと判断。今後も何らかの形で継続するという前提に立ち、主要5ブランドの事業終了が決定した。

事業終了を発表したブランドは「アクアガール」「オゾック」「ハッシュアッシュ(HusHusH)」「サンカンシオン(3can4on)」「アナトリエ(anatelier)」の5ブランド。その他の複数ブランドも、統廃合や改革によって効率化施策の確実な展開を行うことが決定している。5ブランドの事業終了に伴い214店舗が退店となることに加えて、統廃合の対象ブランドで再編時に14店舗の撤退を想定。また、今回の改革の対象となるブランドを中心とした低収益店130店も加えた計358店の期中退店を実施する予定だという。

文・鍋倉萌子/提供元・SEVENTIE TWO

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