レナウンの100%子会社のローゼ(山口県岩国市)は、7月30日付で東京地方裁判所より破産手続の開始決定を受け倒産したことが明らかになった。負債総額は約460万円。ローゼは、主に婦人服の製造を手掛けており、1991年12月期には売上高3億3224万円を計上していたが、2007年に事業を停止しその後は休眠状態となっていた。今年5月にレナウンが民事再生手続の開始決定を受けたことに伴い、グループ会社の整理を進めるべく今回の措置に至ったという。レナウン関連では、ダーバン宮崎ソーイングに続いて2社目の経営破綻となった。

文・高村 学/提供元・SEVENTIE TWO

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