世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)の調査によれば、2021年の中国の旅行業界は、前年対比60%以上回復すると見込まれています。

目次

  1. 2021年の中国の旅行業界、60%以上回復の見込み

2021年の中国の旅行業界、60%以上回復の見込み

世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)の発表によれば、中国の旅行業界は、フランスやアメリカなどの主要観光市場に先がけて急回復しています。

コロナ禍以前、中国の旅行・観光業は11.5兆中国元と、同国のGDPの約11.6%を占めていましたが、パンデミックに襲われた2020年には、60%減の6.9兆中国元へと大きく落ち込みました。

しかし現在の回復水準によれば、2021年の中国の旅行・観光業のGDPに対する貢献度は、前年比60%以上の回復が見込まれるとされています。

この成長度は世界平均である30%の2倍にもおよぶものであり、年間で2.8兆中国元近くの増加となります。

2021年末までの中国国内での消費は75%増加すると見込まれ、2022年には35%増加すると予測されています。

いっぽうコロナ禍で2020年に中国では1,600万人の雇用が失われ、2021年の雇用の伸びは3.6%にとどまりました。

今後新型コロナウイルス接種の進展と、海外渡航時のワクチン接種証明のスキームが整備されることで、中国の旅行・観光業におけるGDPへの貢献度はより増加し、雇用状況が改善することが期待されます。

文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ

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