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観光関連事業者はメタバースにどう備えればよいか?
コロナ禍で高まるメタバースへの注目

観光関連事業者はメタバースにどう備えればよいか?

注目が高まるメタバースに対し、観光関連事業者はどのように備えればよいのでしょうか。

イギリスのデジタル観光・旅行分野のニュースメディア「DestinationCTO」によれば、新たな市場であるメタバースを迎えるにあたり、マーケットにおけるポジショニングにズレが生じるのは当然のことであり、その調整が欠かせないと考察しています。

ビジネスをどう切り開いていくべきか、急成長企業や既存大手企業などそれぞれの立場で解が異なるとしても、ズレの調整は共通して必要になるとしています。

デジタルマーケティングのソリューションを提供している場合、環境が一変する可能性も

OTAなどの集客・マーケティングに関わるサービスを提供している事業者や、デジタル領域におけるマーケティングのコンサルティングを生業としている事業者にとっては、メタバースの今後の動向によっては自社のビジネスそのものを見直す必要に迫られる可能性があります。

環境の急激な変化に対応できなかった場合、その事業からの撤退も余儀なくされるでしょう。

今後起きる市場の変化を注視しつつ、どんな変化にも対応できるような備えをしておく必要があります。

観光施設やコンテンツを持つ事業者は、しばらくは静観が吉

いっぽうホテル、観光アトラクション施設、アクティビティの提供事業者など、プロダクトそのものに変化が起きるのではなく、マーケティングの見直し(デジタル領域における集客の見直し)が必要な事業者は、しばらくは静観しておいてよいでしょう。

メタバース業界でのプラットフォーマー争いは大手企業同士でしばらく続くことになることが予想されます。観光関連事業者は、乱立するサービスが淘汰されることを待って、自身のビジネスにとって最も有益なメリットを享受できるものを選べばよいと考えられます。最低限、業界の動向は定期的にチェックしておきましょう。

コロナ禍で高まるメタバースへの注目

メタバースはまだその可能性について未知数な部分が多く、果たして本当に市場環境を一変する存在となるのか、まだ確実なことはいえません。

しかし有力な企業や投資家がそのポテンシャルに注目し、すでに大規模な投資や事業開発が行われていることは事実です。

コロナ禍によってそれ以前までのマーケティングのあり方が通用しなくなっている現在、メタバースに限らず新しい概念や手法は生まれ続け、それがもたらす変化は加速しています。

観光分野においてどのような変化が起きうるのか、少なくとも今後の動向を注視しておいて損はありません。

文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ

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