アメリカでは11月下旬の感謝祭(サンクスギビング)のホリデーシーズンに、旅行者数が昨年の2倍以上に増加しました。
コロナ禍以前の2019年対比でも、85%の水準まで回復しています。
アメリカの感謝祭の旅行者数、昨年の2倍以上に増加
アメリカでは毎年、11月の第4木曜日がサンクスギビングの祝日とされており、2021年は11月25日(木)でした。
11月28日(日)には、サンクスギビングの休暇に伴う人の移動がピークを迎えました。
TSA(運輸保安庁)は、この日に航空便を利用した人が245万1,300人にのぼったと確認しました。
これはコロナ禍以前の2019年の同日の85%まで回復し、2020年の同等の日に対しては2倍以上に増加しています。
また11月24日(木)の航空便利用者は231万1,978人で、2019年対比88%まで回復し、2020年対比ではこちらも2倍以上となりました。
この日、空港の保安検査場は2020年3月以来、最も忙しくなったとされています。
同時期、世界各地で新型コロナウイルス変異株であるオミクロン株の発見が報告されており、アメリカではオミクロン株感染拡大防止のための旅行制限について、一部では不公平で効果がないという声も挙がっていました。
<参照>
CNN Travel:Thanksgiving travelers set pandemic record on Sunday, TSA says
文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ
【関連記事】
・【独自】GoTo「良い影響ある」96.7% 、菅首相に「インバウンド期待」72.5% 海外向け情報発信の適切な時期と内容は:インバウンド対策意識調査
・仏・Japan Expo創立者に聞いた、日本の魅力の「ニューウェーブ」とは?【訪日ラボ独占インタビュー】
・外国人に大人気「アキバフクロウ」に実際に行ってわかった、「体験」へのこだわりとインバウンド対策の秘訣とは・
・インバウンド業界は「第三のフェーズ」へ-より戦略に精緻さ求められる時代に
・【日中比較】新型コロナで売れた・売れない商品ランキング 「口紅」明暗分かれる