Chapter
コロナ禍による中国の物流混乱、世界への影響は
中国物流に対する知識と、最新の動向把握を

コロナ禍による中国の物流混乱、世界への影響は

コロナ禍により、世界各国の物流は大きく混乱しました。

世界最大の貿易大国である中国の輸出入にも大きな影響があり、遅れや混乱が見られました。

コロナ禍の世界の物流状況を見つつ、中国にもフォーカスを当てて紹介します。

現在も続く港湾混雑・コンテナ船の沖待ちによる輸送遅延

2020年11月から、港湾混雑・コンテナ船の沖待ちによる輸送遅延が起こっています。

1つの原因としてコロナ禍が挙げられ、2020年第2四半期、コロナ禍により各国の経済が停止する中、中国は早期に回復し、中国の自動車や電気類の輸出は急増しました。

また中国の最大輸出相手国である米国では、同タイミングに巣篭もり需要による中国製品の輸入が増加し、米国の港のコンテナ貨物量が急増し前年水準を越えました。

その流れが世界主要港に連鎖して港湾混雑は深刻化し、現在もスペース不足は続いています。

中国物流に対する知識と、最新の動向把握を

中国は2001年のWTO加盟以降、わずか15年程度で米国と並ぶ世界最大規模の貿易大国となり、2017年には世界第1位の輸出国となりました。

中国の貿易相手国は、輸出ではアメリカ、輸入では韓国が最も取引が多く、日本も輸出で3位、輸入で2位と主要な貿易国となっています。

主に加工貿易を手がける中国は、輸出品目では工業製品が9.5割を占め、輸入品目でも機械・輸送設備や、集積回路など工業製品の割合が多くなっています。

近年では、コロナ禍で発生した巣篭もり需要による遅延が問題となっています。

中国ビジネスをスムーズに進めるためには、中国物流に対する知識を深め、最新の動向を把握することが欠かせません。

文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ

【関連記事】
【独自】GoTo「良い影響ある」96.7% 、菅首相に「インバウンド期待」72.5% 海外向け情報発信の適切な時期と内容は:インバウンド対策意識調査
仏・Japan Expo創立者に聞いた、日本の魅力の「ニューウェーブ」とは?【訪日ラボ独占インタビュー】
外国人に大人気「アキバフクロウ」に実際に行ってわかった、「体験」へのこだわりとインバウンド対策の秘訣とは
インバウンド業界は「第三のフェーズ」へ-より戦略に精緻さ求められる時代に
【日中比較】新型コロナで売れた・売れない商品ランキング 「口紅」明暗分かれる