旅行先の選定や滞在計画を立てる際に、Instagramを利用して情報収集をすることは珍しくなくなりました。観光市場が年々盛り上がる中国でも同様に、SNSアプリを活用し旅先を決める旅行者が多くなっています。

そんな中、中国版Instagramの「RED(小紅書)」にアップされた写真の多くが「フィルター加工」により実物と程遠い姿になっていることが指摘され、ネットユーザーの非難の的となりました。

目次

  1. フィルターで「盛りすぎ」中国版Instagramが謝罪
    1. Weiboでも「#REDのフィルターはやばい」(#小红书的网图滤镜有多强#)
  2. 「誤ったイメージ」与えることのリスク、”盛りすぎ”な口コミには注意

フィルターで「盛りすぎ」中国版Instagramが謝罪

中国版Instagramである「RED(小紅書)」は月間アクティブユーザー数1.6億人(2021年8月発表)の中国国内での主要SNSです。動画や写真、音楽と組み合わせたコンテンツがアップでき、旅先の「映える」光景をアップするユーザーや、魅力的なコンテンツを継続的に更新しているインフルエンサーも存在します。

こうした中、実際に訪れた観光地が「REDにアップされていたものと全然違う」との指摘がユーザーにより書き込まれたことが東方新報により伝えられています。

REDの投稿ではあたかも水辺には明るいピンクの細かい砂が広がる様子のように切り取られていた風景でしたが、その場を実際に訪れたところ、くすんだ「豚の肝臓」のような色合いで、砂ではなくごつごつした石が転がっていたと指摘されています。

この画像は、フィルターを利用することによって生み出されたものでした。フィルターの過度な使用をはじめとする不誠実な投稿の存在について、運営会社は重く受け止め、10月17日に謝罪を発表するに至っています。また同社は今後、より公正な情報提供となるようユーザーの判断材料となる指標を追加することなども検討しているとのことです。

盛りすぎ写真に「だまされた」SNSで不満噴出、中国版Instagramが謝罪
(画像=▲「本物と違う」と指摘された投稿と、同じキーワードで投稿されているコンテンツ:RED、編集部スクリーンショット、『口コミラボ』より引用)

Weiboでも「#REDのフィルターはやばい」(#小红书的网图滤镜有多强#)

中国版Twitterと言われるWeiboでは、ハッシュタグ「#REDのフィルターはやばい」をつけて、RED上の画像と実際の様子を比較したり感想を述べたりする投稿が数多く見られます。

2021年11月に確認したところ、4.8万件もの投稿とコメントが集まっています。

「誤ったイメージ」与えることのリスク、”盛りすぎ”な口コミには注意

SNS投稿や口コミを参考に行き先を決めたものの、ネットで目にした情報と実際の様子や品質に落差があれば、旅行者や消費者の落胆は小さくありません。

今回の中国のケースではプラットフォームに落ち度があるとして謝罪をし解決となりましたが、不正確な情報は、観光地や宿泊施設、店舗に対して不満が発生するリスクもあります。

観光地だけでなく、宿泊施設、飲食店などの情報が投稿されるのは、SNSに限りません。レビューサイトや地図アプリにも、ユーザーが自由に投稿できる様々な情報が存在します。

施設や店舗の運営者は、ネットユーザーがどのように関連情報を把握しているのかについて理解し、誤解の発生を防ぎ、もし誤解があればいち早く解消するように努めるべきでしょう。

文・口コミラボ編集部/提供元・口コミラボ

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