凸版印刷と同社のグループ会社であるONE COMPATH(ワン・コンパス)は11月18日に、ONE COMPATHが運営する電子チラシサービス「Shufoo!(シュフー)」の利用者と、「Shufoo!」の企業向けメールマガジンに登録している小売・サービス企業58社を対象に実施した、「ブラックフライデー」に関する意識調査の結果を発表した。同調査は、9月15日~26日の期間に行われ、Shufoo!利用者からは3万891件の有効回答を得ている。

日本でも認知度は7割超え、ブラックフライデーは定着した?
「ブラックフライデー」の認知度は3年連続で75%超え(画像=『BCN+R』より 引用)

 Shufoo!利用者に、ブラックフライデーの認知度を尋ねたところ、「知っている」と答えた人は75.1%に達し、前年調査よりも1.4ポイント減少したものの、3年連続で75%を超えた。年代別では、30~50代の認知度が8割近くに達している。

日本でも認知度は7割超え、ブラックフライデーは定着した?
今年の「ブラックフライデー」における買い物予定は15.5%に留まるも、 多くの消費者が「ブラックフライデー」セールの実施や情報発信を希望(画像=『BCN+R』より 引用)

 今年のブラックフライデーに、買い物をする予定があるかを尋ねた質問では、買い物をする予定があるという回答が15.5%に留まった。

 一方で、ブラックフライデーセールに対する要望としては、「実施店が増えてほしい」(31.4%)、「もっと多くの企業に参加してもらいたい」(21.2%)が上位を占めたほか、「全国に普及してもらいたい」(13.2%)、「目玉商品やお買い得商品をわかりやすくしてほしい」(17.6%)、「もっと事前に告知・宣伝してほしい」(13.9%)といった回答もみられる。

日本でも認知度は7割超え、ブラックフライデーは定着した?
「ブラックフライデー」で購入するものは「日常的な食料品」が最多に。 多くの人が「スーパーの店頭」で購入(画像=『BCN+R』より 引用)

 ブラックフライデーセールに、買い物をする予定があると答えた人に、どのようなものを購入するかを尋ねたところ(複数回答)、「日常的な食料品」(66.0%)がもっとも多く、以下「ファッション・衣料品関連」(39.4%)、「日用品・衛生用品」(23.3%)、「家電」(17.2%)、「高級な食料品」(12.8%)が続いた。

 ブラックフライデーセールの商品を、どこで購入するかを尋ねた質問(複数回答)では、「スーパーの店頭」(63.0%)が他を大きく引き離して最多となっている。

日本でも認知度は7割超え、ブラックフライデーは定着した?
「ブラックフライデー」セールの予算は「5000円~3万円」が半数超を占め、前年より回復傾向(画像=『BCN+R』より 引用)

 ブラックフライデーセールにおける買い物予算としては、「5000円~1万円未満」(27.9%)がもっとも多く、「1万円~3万円未満」(27.7%)が僅差で続いた。結果としては、「5000円~3万円」が55.6%を占めており、「3000円~5000円未満」(17.6%)、「3000円未満」(14.2%)がそれに続いている。

 前年との比較では、「1万円~3万円未満」が5ポイント、「3万円~5万円未満」が1.4ポイント向上し、それ以外はいずれも低下した。

日本でも認知度は7割超え、ブラックフライデーは定着した?
「ブラックフライデー」における集客施策の実施は12.1%に留まるも、 うち80.0%は前年よりも規模を拡大(画像=『BCN+R』より 引用)

 調査対象の小売・サービス企業に、今年のブラックフライデーにセールやイベントといった集客施策を実施するかを尋ねたところ、「実施しない」という回答が67.2%に達している。

 一方で、集客施策を実施する企業の80.0%は、前年よりも規模を拡大して実施すると回答した。

提供元・BCN+R

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