岸田首相は2021年11月10日の会見でコロナ禍で原則停止している観光目的の外国人観光客や、来年1月にも再開が検討されている「Go To トラベル」事業について言及しました。

水際対策をめぐっては今月8日より、ビジネス目的の短期滞在者、留学生、技能実習生を対象に、ワクチン接種済みやPCR検査の陰性を前提に入国制限が緩和されたばかりです。

目次

  1. 観光客受け入れのため、年内にも行動管理の実証実験
  2. Go Toは中小零細の業者に「裨益」する制度を

観光客受け入れのため、年内にも行動管理の実証実験

11月8日より再開されている、ビジネス目的の短期滞在者、留学生、技能実習生を対象とした入国措置ですが、観光目的の入国者をめぐっては、「年内に団体観光の行動管理の実効性などについて検証を今行う」「年内においては、観光目的の入国について実証実験、検証を行いながらタイミングを計っていく姿勢で臨んでいきたい」

と述べており、年内の外国人観光客受け入れについて前向きな姿勢を示しています。

Go Toは中小零細の業者に「裨益」する制度を

観光支援事業「Go To トラベル」をめぐり、政府は2022年の1月以降に再開する意向を固めています。

岸田首相は会見で「Go To トラベルについてはワクチンや検査も活用して、より安心・安全な形のGo To トラベルの仕組みをしっかり考えていかなければいけない。新たな安心な制度を作っていくことが大事」と述べており、「ワクチン・検査パッケージ」の利活用を通じた一般消費者も事業者側も安心してGo To トラベルを利用可能な仕組みの構築に従事していく姿勢を示しました。

また、昨年12月に停止した同事業の経験も踏まえ、「中小零細の業者に裨益(ひえき)する制度」「平日をより活用する制度」など、制度を検討した上で再開タイミングを図るとしています。

文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ

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