生涯スポーツの国際大会「ワールドマスターズゲームズ(WMG)」の組織委員会は、10月26日に開催した理事会で、来年5月に開催予定の「ワールドマスターズゲームズ2021関西」を2026年5月に延期する方針で調整が進められています。

目次

  1. コロナによる計6年の延期、開催は次大会の翌年に

コロナによる計6年の延期、開催は次大会の翌年に

新型コロナの影響で1年延期されていた生涯スポーツの国際大会「ワールドマスターズゲームズ2021関西」は、開催を2026年まで延期する方針で調整が進められています。

組織委員会は「海外から自由に参加できること」「参加者が安心して楽しめる環境が整っていること」と言う条件を照らし合わせ専門家や自治体などを議論を重ねた結果2022年5月の開催を断念し、2025年に台湾で開催される次の大会の翌年である2026年への再延期を検討しています。

ワールドマスターズゲームズは中高齢者を対象としていますが、概ね30歳以上であれば誰でも参加できる生涯スポーツの世界大会です。欧米などではメジャーな大会で、世界最大級のスポーツ祭として開催されており、2009年のシドニー大会では30,000人、2013年のトリノ大会では20,000人、2017年のオークランド大会では25,000人の観戦客を集めました。

当初は本大会がアジアで初めて行われる大会でしたが、延期により実質2025年の台湾での実施が初となります。

この大会では目標参加者数として、国内から30,000人、国外から20,000人の目標を掲げていました。

これに対してインバウンドの受け入れ体制強化もはじまっていましたが、計6年の延期という結果に。2026年の開催の前年には隣の国台湾での大会もあり、インバウンド集客についてはいまだ不透明です。

組織委員会の木下博夫事務総長は「競技をしてすぐに帰るのではなく、地域の文化や特産品を楽しんでもらうことが大切だと考えると、来年の開催は難しい。再延期は残念だが、高齢化社会のなかで生涯スポーツが根づくために取り組んでいきたい」と説明しています。

文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ

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