キューバの観光相は19日の記者会見で、新型コロナウイルスによって強制隔離を設けていた入国時の措置について、強制隔離措置の撤廃を発表しました。

同措置は11月7日より施行されるということです。

目次

  1. 入国時のPCR検査が不要に、受け入れ空港拡大も

入国時のPCR検査が不要に、受け入れ空港拡大も

JETROによれば措置の変更について観光相は、「直近15日間の新型コロナウイルス新規感染者数が減少しており、11月中には国民の90%以上がワクチン接種を完了する予定であるため」と述べたということです。

また観光相によると、2021年1月~9月の入国者は20万人となった一方で、11月7日からの入国制限緩和措置を機に12月末までにさらに10万人の入国者を見込んでいます。

そのため、首都ハバナに次いで外国人観光客の訪問が多いリゾート地のバラデロは、10月25日から観光客の受け入れが再開されました。

加えてハバナへの国際便も順次再開の予定と述べ、現在も就航が続くエール・フランス航空、イベリア航空、エア・ヨーロッパ航空のほか、キューバのフラッグキャリアであるクバーナ航空もアルゼンチン便やスペイン便を再開する見込みとしました。

キューバ政府は前述した強制隔離措置の撤廃のほか、入国措置に関して以下の変更も明らかにしています。

  1. 入国時のPCR検査撤廃(11月15日より)
  2. 入国者のワクチン接種証明書(ワクチンパスポートなど)の提示義務。証書を保持していない場合は、出国前72時間以内に実施したPCR検査の陰性結果
  3. 12歳未満の入国者へのワクチン接種証明書やPCR検査での陰性証明書の撤廃
  4. モニタリング検査として、キューバの国際空港で無作為に抽出した入国者へのPCR検査
  5. 新型コロナウイルス感染の疑いのある症状を有する入国者への強制PCR検査

コロナ禍で観光関連産業が大打撃を受けたキューバでは、規制緩和と観光客の受け入れ空港の拡大を通じた経済回復に期待がかかります。

文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ

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