10月6日、カナダのジャスティン・トルドー首相とクリスティア・フリーランド副首相は、10月30日から連邦政府職員や航空機・鉄道・旅客船利用者に対し、新型コロナウイルスワクチン接種を義務付けることを明らかにしました。

目次

  1. カナダ、連邦政府職員や航空機・鉄道・旅客船利用者にワクチン接種を義務付け

カナダ、連邦政府職員や航空機・鉄道・旅客船利用者にワクチン接種を義務付け

カナダのジャスティン・トルドー首相とクリスティア・フリーランド副首相は10月6日、連邦政府の規制対象となっている航空、長距離鉄道、海上輸送部門の従業員と、カナダ発の航空便、長距離鉄道、クルーズ船などの旅客船の利用者に対し、10月30日からワクチンの完全接種を義務付けると発表しました。

連邦政府は、8月13日付で本措置の検討を明らかにしていたものの、8月15日付で公示された連邦選挙によって9月20日の投開票で結果が明らかになるまで、実施が凍結されていました。

具体的には、以下に該当する12歳以上のすべての旅行者に、接種が義務付けられます。

  • カナダ国内の空港から出発する国内線、国際線の航空旅客
  • VIA鉄道およびロッキーマウンテニア鉄道を利用する鉄道旅客
  • 24時間以上の航海を行うクルーズ船などの不要不急の旅客船を利用する海上旅客

11月30日までは、移行期間として渡航前72時間以内の有効な新型コロナウイルス分子検査結果を提示することで旅行が可能となります。

それ以降は、緊急の渡航や医学的にワクチン接種ができない場合など限られた例外を除いて、全渡航者を対象に完全なワクチン接種が義務付けられます。

トルドー首相とフリーランド副首相は、本発表に合わせ、連邦政府職員に対し10月29日までにワクチン接種証明を提出するよう発表し、国を挙げてワクチン接種率の向上に取り組む姿勢を示しました。

カナダでは、ワクチン接種可能な12歳以上の人口のうち、88%が少なくとも1回のワクチン接種を受けています。

ワクチン接種未完了者は400万人以上と推測されており、トルドー首相は会見で「カナダでは、国全体で全ての人が完全接種できるだけの十分なワクチンが確保されており、まだ接種していない全てのカナダ人には、今日にでも接種の予約をしてほしい」と述べました。

<参照>

ジェトロ:カナダ、10月30日から連邦政府職員や航空機・鉄道・旅客船利用者にワクチン接種を義務付け

文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ

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