元浦和レオナルド、中国クラブ退団匂わせ!?給与未払いでプレー拒否と現地報道
(画像=浦和レッズのサポーター 写真提供:Gettyimages、『Football Tribe Japan』より引用)

 明治安田生命J1リーグの浦和レッズやJ2リーグのアルビレックス新潟などでプレーした過去をもつブラジル人FWレオナルド(24)は、中国スーパーリーグの河北足球倶楽部を退団する可能性を示唆した。

 レオナルドはガイナーレ鳥取、アルビレックス新潟で2桁ゴールをあげると昨年に浦和レッズへ加入。前線に必要不可欠な存在としてJ1リーグの舞台でも2桁得点をマークしていた。そして、今年2月には浦和レッズから山東泰山へ加入。山東泰山とは2026年1月までの5年契約を結んでいたもののわずか半年で構想外となり、7月末に河北へレンタルにより加入している。

 しかし、中国では国内大手不動産『中国恒大集団』が総額33兆円にものぼる負債を抱え、破綻の危機に直面している。これにより、『中国恒大集団』が保有する広州FC(旧広州恒大)は、先月下旬にファビオ・カンナバーロ監督と契約解除を行っているほか、今月から選手に対して給与を支払えない状況にあるという。

 くわえて、中国大手メディア『新浪体育』はレオナルドの所属する河北についても、給与未払い問題を抱えていると報道。外国籍選手をはじめ主力選手が公式戦でプレーを拒否したことにより、一部の下部組織の選手をメンバー登録したほか、指揮官も現時点でクラブ施設に姿を現していないと伝えられている。

 その中、同選手は10日に自身のSNSアカウントを更新。「レオに対して、ホームに戻ることを望んでいる人は誰ですか」と投稿すると、日本のサッカーファンからは浦和レッズやアルビレックス新潟への復帰を望むコメントが数多く寄せられている。

 なお、レオナルドはブラジルメディアのインタビューを通じて、Jリーグ復帰を目標にしていることを公言している。中国国内で金融危機の可能性が高まり、中国サッカー界崩壊の噂がささやかれる中、はたしてレオナルドはどのような決断を下すのだろうか。

提供元・Football Tribe Japan

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