森保一監督による古橋亨梧のサイド起用に英紙も異議!前園真聖のツイートに…
(画像=『Football Tribe Japan』より引用)

日本代表は8日、FIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選・サウジアラビア戦で0-1と敗れている。試合後にはセルティックで活躍するFW古橋亨梧(26)の起用法を巡って森保一監督に対する批判の声が上がっているが、英紙『デイリー・レコード』も同監督の采配に対して疑問を投げかけた。

 日本代表はカタールW杯2次予選を8戦全勝で終えて最終予選へ進出。その最終予選のグループでは、W杯本大会に複数回出場した実績を持つサウジアラビアやオーストラリアと同居していた。しかし、先月にパナソニックスタジアム吹田で開催された初戦のオマーン戦で0-1と黒星を喫すると、中国戦でも1-0と勝利したものの得点力不足を露呈していた。

 そしてサウジアラビア戦では、KRCヘンクで好調を維持するFW伊東純也(28)やPSVアイントホーフェンに所属するMF堂安律(23)を欠いたこともあり、前半から決定力を欠いていた。すると0-0で迎えた71分、レガネスのMF柴崎岳(29)によるサンプドリアのDF吉田麻也(33)にむけたバックパスがFWフィラース・アル=ブライカーン(21)に奪われると、そのままドリブルで運ばれてゴールを献上。日本代表はその後も得点を奪うことができず、0-1と痛恨の黒星を喫している。

 森保一監督はオマーン戦と同様に古橋亨梧を先発メンバーに抜てきせず、後半途中から中央ではなくサイドで起用している。これに対しては、かつて日本代表で活躍していた前園真聖氏は「古橋をサイドではなくゴールに近いポジションで使わないのかな…」とツイートするなど、周囲で異論が噴出している。

 その中、『デイリー・レコード』も前園真聖氏のツイート内容を引用する形で、古橋亨梧の起用法に言及。「キョウゴは日本で論争を引き起こした」という見出しで取り上げると、セルティックでの起用法と比較したうえで「ストライカーとしてキョウゴが最も優れていることい疑いはない」と断言。そして「森保一はオーストラリア戦でキョウゴをスタートから使うようにプレッシャーをかけられるだろう」と古橋亨梧の先発起用を提言した。

 なお、古橋亨梧はヴィッセル神戸在籍時に前線2トップの一角でゴールを量産。今夏にスコティッシュ・プレミアシップ(スコットランド1部)の強豪セルティックへ完全移籍すると、ゴールを量産するなど加入直後から本来のパフォーマンスを発揮している。

 その中、同選手は8月末に行われたレンジャーズとのダービーマッチでは左サイドのポジションで先発出場していた。しかし、セルティックを率いるアンジェ・ポステコグルー監督は試合後のインタビューで「キョウゴを中央の位置で起用すべきだった」というコメントを残していた。

文・Shota/提供元・Football Tribe Japan

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