シャルケ、板倉滉の買取OP行使検討も条件は…すでにレギュラー定着
(画像=板倉滉 写真提供:Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

マンチェスター・シティからシャルケへ1年レンタルにより加入したDF板倉滉(24)は、すでにレギュラーに定着している。その中、ドイツ紙『キッカー』は9日、シャルケが同選手の買い取りオプション行使を早くも検討していると報じた。

板倉滉は8月19日にマンチェスター・シティからシャルケへのレンタル移籍が正式決定すると、2日後の2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)第4節・ヤーン・レーゲンスブルク戦でデビューしている。また、先月はじめにFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選に臨む日本代表への合流直後、右足に問題を抱えたことにより代表チームを離脱していたが、代表ウィーク明けの先月12日に行われた第6節・パダーボルン戦でいきなりリベロ(3バックの中央のポジション)で先発出場し、無失点での勝利に貢献している。

同選手はその後もリーグ戦3試合でいずれもセンターバックとしてフル出場。特に今月3日開催の第9節・インゴルシュタット戦では随所に球際の強さを見せるなど、守備面で安定感抜群のパフォーマンスを披露し、再び無失点での勝利に貢献。ドイツメディア『RUHR24』から「1.5」とチーム内最高の評価(ドイツでは1から6までの評価であり、数字が小さいほど高評価。及第点は「3」)を与えられ、MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)に輝いていた。

そんな板倉滉は、必要不可欠な戦力としてディミトリオス・グラモジス監督やチームメイトから信頼を寄せられている。その中、『キッカー』はシャルケ幹部がすでに同選手をマンチェスター・シティから完全移籍で獲得することを検討していると主張。ただ、買い取りオプションが400万ユーロ(約5億2000万円)にのぼることもあり、ブンデスリーガ昇格を果たすことが絶対条件であるようだ。

なお、シャルケはここまでリーグ戦9試合を消化して、勝ち点16を獲得。首位ザンクト・パウリに3ポイント差の4位につけている。U24日本代表の一員として臨んだ東京五輪の舞台でさらなる成長を遂げた板倉滉のパフォーマンスに引き続き注目が集まる。

提供元・Football Tribe Japan

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