冨安健洋がアーセナルの月間MVPに!得票率50%超えで正守護神ら抑える
(画像=冨安健洋 写真提供: Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 アーセナルに所属する日本代表DF冨安健洋(22)は、加入からわずか2カ月にしてクラブの月間最優秀選手賞に輝いた。7日、クラブ公式サイトが伝えている。

 冨安健洋は今夏の移籍市場最終日である8月31日、移籍金2000万ユーロ(約26億円)+ボーナス300万ユーロ(約3億9000万円)という条件でボローニャからアーセナルへ完全移籍。その後、日本代表の一員としてFIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選・中国戦に臨むため、カタールのドーハへ渡航していた。

 そして同選手は先月7日開催の中国戦から中3日という過密スケジュールのもと、プレミアリーグ第4節・ノリッジ・シティ戦で先発メンバーに名を連ねてデビュー。右サイドバックで安定感抜群のパフォーマンスを発揮すると、その後はトッテナム・ホットスパーとのダービーマッチなどここまでリーグ戦全3試合フル出場している。

 そんな冨安健洋にはアーセナルを率いるミケル・アルテタ監督のみならず、2003/04シーズンにプレミアリーグ無敗優勝を成し遂げたメンバーのひとりであるローレン・エタメ・マイヤー氏や明治安田生命J1リーグの北海道コンサドーレ札幌に所属するイギリス人FWジェイ・ボスロイド(39)などが称賛のメッセージを送っていた。

 その中、アーセナルはファン投票の結果、9月の月間MVPに冨安健洋が選出されたことを発表。得票率は51%となっており、冨安健洋と同じく新戦力のGKアーロン・ラムズデール(23)やMFエミール・スミス=ロウ(21)を抑えての受賞となった。

 冨安健洋は代表ウィークによる中断期間直前に行われた第7節・ブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン戦でフル出場したものの、U24スペイン代表の一員として東京五輪男子サッカー競技に出場したDFマルク・ククレジャ(23)とのマッチアップで苦戦していた。プレミアリーグの難しさを指摘する声が上がる中、同選手にはさらなるレベルアップが期待される。

提供元・Football Tribe Japan

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