本田圭佑、森保一監督解任は「あり」と断言!田嶋幸三JFA会長続投にも言及
(画像=本田圭佑 写真提供:Gettyimages、『Football Tribe Japan』より 引用)

 日本代表は、FIFAワールドカップ・カタール大会のアジア最終予選・オーストラリア戦の結果次第で森保一監督を解任する可能性があると伝えられている。その中、かつてかつて3度W杯本大会でプレーした実績を持つ元日本代表MF本田圭佑(35)が、日本代表監督や公益財団法人日本サッカー協会(JFA)会長の人事について持論を展開した。

 日本代表はカタールW杯アジア最終予選でオマーン、中国、ベトナムのほかに、W杯本大会に複数回出場した実績を持つサウジアラビアやオーストラリアと同居している。しかし、先月にパナソニックスタジアム吹田で開催された初戦のオマーン戦で0-1と黒星を喫すると、中国戦でも1-0と勝利したものの得点力不足を露呈。さらに今月8日に行われたサウジアラビア戦でも決定力を欠くと、71分にレガネスのMF柴崎岳(29)のミスから先制ゴールを献上し、0-1で敗れている。

 この敗戦劇をうけて、周囲では森保一監督の解任を望む声が高まっている。また、12日に埼玉スタジアム2002で開催予定のオーストラリア戦で引き分け以下に終わった場合にJFAが監督交代に踏み切る可能性が伝えられている。

 その中、本田圭佑はカンボジア代表の活動によりバーレーンに滞在する中、10日に公式YouTubeチャンネルでライブ配信を実施。視聴者からサウジアラビア戦の感想について問われると「決めるところを決めていたら勝っていた」と決定力不足を指摘している。

 そして日本代表の監督人事について質問を受けると「状況によるんじゃないですかね。選手が悪いから勝てないというのもあると思いますし、一方で監督が悪いから勝てないというのもあると思います。なので、その退任をする上で問題が何なのかということを冷静に分析していかないといけないですし、時にはその分析をほとんどのファンが間違うケースもよくありますし、一方でほとんどのファンが合う場合もあります。それを協会の上の人間は冷静に状況を見ながらファンの意思に沿うのか沿わないのか考えていくというのが現状なのかなと思います。ありかなしかで言ったら、ありでしょうという話ですね」とコメント。監督交代の可能性があるという認識を示している。

 さらに田嶋幸三JFA会長の再任については「代わりがいないんでしょう。田嶋さん自身は僕すごくリスペクトしていますし、お世話になっていますし、長い間日本代表を背負って仕事してきたんですけど、変わらないといけないことは変わらないといけない。それが田嶋さんかどうかというのは言うのは簡単ですけど、実際はそんな甘いものではないと思っています。なので、後任に相応しい人が出てきてから、初めて出てくる議論かなと思いますね」と語っている。

 なお、日本代表はサウジアラビア戦での敗戦により、日本代表は3試合を終えて1勝2敗と勝ち点3の獲得にとどまっており、3戦全勝のオーストラリアやサウジアラビアからすでに6ポイント差をつけられている。カタールW杯予選敗退が現実味を帯びる中、森保一監督は自身の進退をかけてオーストラリア戦に臨むことになるかもしれない。

提供元・Football Tribe Japan

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