ジープの人気コンパクトSUVのコンパスに高効率な4×4を採用したうえで車両価格を抑えた特別仕様車「コンパス・ロンジチュード4×4」を設定。販売台数は240台限定

 FCAジャパンは2021年10月5日、ジープのコンパクトSUVの「コンパス(Compass)」に特別仕様車「コンパス・ロンジチュード4×4(Compass LONGITUDE 4×4)」をラインアップし、10月16日より販売すると発表した。車両価格は419万円の設定で、販売台数は240台の限定だ。

4×4システムとリーズナブルな車両価格を両立したジープ・コンパスの特別限定車が登場
(画像=▲ジープ・コンパス・ロンジチュード4×4 価格:9SAT419万円 全長4420×全幅1810×全高1640mm ホイールベース2635mm 車重1600kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費11.5km/リットル 写真のボディカラーはブライトホワイトC/Cで、販売台数は限定100台、『CAR and DRIVER』より 引用)

 今回発売するコンパス・ロンジチュード4×4は、タウンユースをメインとする4×2(FF)モデルのコンパス・ロンジチュードをベースに、高効率な4×4システムやオフロード機能を採用することで、アーバンシーンからオフロード走行まで幅広い用途に応える高い走破性を確保。また、車両価格を通常グレードの4×4モデルであるコンパス・リミテッド(LIMITED)の449万円よりも安く、かつ通常グレードのロンジチュード比で20万円アップに抑えた419万円に設定し、買い得感をより高めている。

4×4システムとリーズナブルな車両価格を両立したジープ・コンパスの特別限定車が登場
(画像=▲ブリリアントブラッククリスタルP/Cのボディカラーも設定。販売台数は90台限定、『CAR and DRIVER』より 引用)
4×4システムとリーズナブルな車両価格を両立したジープ・コンパスの特別限定車が登場
(画像=▲グレイマグネシオメタリックのボディカラーも選択可。販売台数は50台限定、『CAR and DRIVER』より 引用)

 パワーユニットには2359cc直列4気筒マルチエア16Vエンジン(175ps/229Nm)+電子制御式9速ATを搭載。ここに電子制御式パワートランスファーにより4×2と4×4をシームレスに切り替えるJeepアクティブドライブや、路面状況に合わせて「SAND/MUD」「SNOW」「AUTO」の3つの走行モードから任意に選択可能なセレクテレインシステム、急な下り坂でも一定の低速で安定して走行できるヒルディセントコントロールといったファンクションを組み込んで、強靭な走破性を具現化した。

4×4システムとリーズナブルな車両価格を両立したジープ・コンパスの特別限定車が登場
(画像=『CAR and DRIVER』より 引用)
4×4システムとリーズナブルな車両価格を両立したジープ・コンパスの特別限定車が登場
(画像=▲路面状況に合わせて「SAND/MUD」「SNOW」「AUTO」の3つの走行モードから任意に選択可能なセレクテレインシステムを装備、『CAR and DRIVER』より 引用)
4×4システムとリーズナブルな車両価格を両立したジープ・コンパスの特別限定車が登場
(画像=▲電子制御式パワートランスファーにより4×2と4×4をシームレスに切り替えるJeepアクティブドライブや、急な下り坂でも一定の低速で安定して走行できるヒルディセントコントロールを組み込む、『CAR and DRIVER』より 引用)

 装備面も充実しており、外装にはLEDヘッドライト(リフレクター式/ロー・ハイビーム)やオートハイビームヘッドライト、LEDフロントフォグランプ、ブラックペイントルーフ、ブラックルーフレール、グロスブラックドアミラー、17インチアルミホイール+225/60R17 3シーズンタイヤなどを標準装備。ボディカラーはブライトホワイトC/C(限定100台)、ブリリアントブラッククリスタルP/C(同90台)、グレイマグネシオメタリック(同50台)の3タイプを設定した。

4×4システムとリーズナブルな車両価格を両立したジープ・コンパスの特別限定車が登場
(画像=▲ブラックペイントルーフとブラックルーフレールを標準装備、『CAR and DRIVER』より 引用)
4×4システムとリーズナブルな車両価格を両立したジープ・コンパスの特別限定車が登場
(画像=▲足もとには17インチアルミホイール+225/60R17 3シーズンタイヤを装着、『CAR and DRIVER』より 引用)

 内装にはプレミアムファブリックシートや最新のオーディオナビゲーションシステム(Uconnect)10.1インチタッチパネルモニター、フルカラー10.25インチマルチビューディスプレイ、オートブレーキホールドなどを標準で採用。安全運転支援機構として、アダプティブクルーズコントロール(STOP&GO機能付)やアクティブレーンマネジメント、衝突被害軽減ブレーキ(歩行者、サイクリスト検知機能付)、ParkSense縦列/並列パークアシスト・アンパークアシスト、インテリジェントスピードアシストなども組み込んでいる。

4×4システムとリーズナブルな車両価格を両立したジープ・コンパスの特別限定車が登場
(画像=▲プレミアムファブリックシートを標準で採用、『CAR and DRIVER』より 引用)
4×4システムとリーズナブルな車両価格を両立したジープ・コンパスの特別限定車が登場
(画像=▲アクティブレーンマネジメントを標準で組み込む、『CAR and DRIVER』より 引用)

提供元・CAR and DRIVER

【関連記事】
「新世代日産」e-POWER搭載の代表2モデル。新型ノートとキックス、トータルではどうなのか
最近よく見かける新型メルセデスGクラス、その本命G350dの気になるパワフルフィール
コンパクトSUV特集:全長3995mm/小さくて安い。最近、良く見かけるトヨタ・ライズに乗ってみた
2020年の国内新車販売で10万台以上を達成した7モデルとは何か
Jeepグランドチェロキー初の3列シート仕様が米国デビュ