中国では、10月1日の「国慶節」から7連休がスタートしています。

この国慶節の期間に合わせ、中国紙「新京報」は、OTAである「同程旅行」の予測では延べ約6億5,000万人が国内旅行に出かけ、2019年同期の8割以上の水準になる見込みと伝えています。

また感染拡大が抑え込まれていることも影響し、長距離旅行ニーズも徐々に回復しています。

目次

  1. 中国、国慶節に6億5,000万人移動 コロナ前の8割に
    1. 2021年のトレンド、長期旅行需要回復で「鉄道+レンタカー旅」増加

中国、国慶節に6億5,000万人移動 コロナ前の8割に

中国では、10月1日から国慶節がスタートしています。中国のOTA「同程旅行」の予測によると、この期間に延べ6億5,000万人が国内旅行に出かける予定で、コロナ前である2019年同期の8割以上の水準になると見込まれています。

また中国では9月19日から、「中秋節」という3連休がありましたが、それに合わせて9月20日にオープンした中国の「ユニバーサル・スタジオ・北京」(USB)も国慶節の初日は25,000人と多くの人でにぎわいました。なお、国慶節中のチケットはほとんど完売したということです。

その他名所についても、中国紙「新京報」によると北京にある世界遺産「頤和園(いわえん)」には4万人が集まったほか、広州、深セン、蘇州、杭州、成都、重慶など南部の都市では高速道路で交通渋滞が起こったということです。

2021年のトレンド、長期旅行需要回復で「鉄道+レンタカー旅」増加

また、中国紙「人民網日本語版」によると、今年のトレンドは「高速鉄道+レンタカー」によって長距離旅行をする人が増えているということです。

同紙によると、国慶節に合わせた鉄道特別輸送体制が9月28日から始まり、10月8日までの11日間実施されていますが、この期間で延べ1億2,700万人が鉄道を利用すると予想されています。

加えて、中国レンタカー会社「嗨(ehi)」租車の研究機関のehi出行研究院によると、新型コロナウイルス感染症が抑制されたため、夏休みに押さえ込まれた生活圏より遠くへ出かけたいという旅行ニーズも急速に回復したとしています。実際に、中国国家衛星健康委員会によると、新型コロナウイルスの感染者数は10月1日現在、41人と抑えられています。

そして国慶節の旅行予約では、長距離のドライブ旅行が全体の73%を占め、今年の中秋節よりも14%以上増加しました。

中国の旅行需要は、順調に回復しているといえるでしょう。

文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ

【関連記事】
【独自】GoTo「良い影響ある」96.7% 、菅首相に「インバウンド期待」72.5% 海外向け情報発信の適切な時期と内容は:インバウンド対策意識調査
仏・Japan Expo創立者に聞いた、日本の魅力の「ニューウェーブ」とは?【訪日ラボ独占インタビュー】
外国人に大人気「アキバフクロウ」に実際に行ってわかった、「体験」へのこだわりとインバウンド対策の秘訣とは
インバウンド業界は「第三のフェーズ」へ-より戦略に精緻さ求められる時代に
【日中比較】新型コロナで売れた・売れない商品ランキング 「口紅」明暗分かれる