軽量コンパクトなソロテント｢FIELDOOR コクーン｣を徹底レビュー！【テントバカ】

尾上
こんにちは、尾上祐一郎です。

今回は、YouTubeのコメント欄で「レビューしてほしい！」とあった、『FIELDOOR コクーン』を紹介します。

祐一郎も楽しみにしていたテントですので、細かくレビューしていきますよ！ぜひ最後までご覧ください。

▼実際に使っている様子も一緒にどうぞ！

【FIELDOOR】コクーンテントのスペック
1. 収納袋の中身は？
【FIELDOOR】コクーンテント設営
1. テントの機能
【FIELDOOR】コクーンのテント内
1. テントの前室
2. テント内で座ってみる
【FIELDOOR】コクーンテントの耐水圧実験
【FIELDOOR】コクーンテントの撤収
【FIELDOOR】コクーンテントのメリット・デメリット
1. メリット
2. デメリット
おわりに

【FIELDOOR】コクーンテントのスペック

軽量コンパクトなソロテント｢FIELDOOR コクーン｣を徹底レビュー！【テントバカ】

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

FIELDOOR公式のスペックは、こちらになります。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

6000円で買える、とてもリーズナブルなテントです。

尾上
その使い心地はどうなのか。たいへん気になります。

収納袋の中身は？

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

収納袋の口は、コードストッパーになっています。

胴の部分には、コンプレッションができるように2ヶ所ベルトがついていますね。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

中にはテントなどがまとめられて入っていますが、付属のベルト2本でコンプレッションできます。

テントもベルトでまとめて圧縮できると、収納が楽になるので嬉しいですよね。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

中にはフライシートとインナーテント。アルミ自在のついたガイロープ2本。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

ポールは”A7075”という素材のアルミポールです。

こちらは”超々ジュラルミン”とも呼ばれる素材で、アルミ合金の中でも最高クラスの強度を持っているそうですよ。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

そしてペグが10本。材質はスチールで、先端はとがっています。

尾上
固い地盤だと曲がりそうな気がしますね…ペグは別で用意したほうがいいかもしれません。

【FIELDOOR】コクーンテント設営

それでは、テントの設営に取りかかりましょう。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

1.インナーテントを地面に広げて、ポールを組み立てる。

ポールは元々ひとつにつながった状態で収納されているので、組み立てでそんなに苦労することはありません。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

（注意）枝分かれしたポールが長い方が前、短い方が後ろになるように置きます。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

2.ポールの先端を、テントについているグロメットに差し込みます。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

角4ヶ所すべて差し込むと、ポールがこのように立ち上がってくれます。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

3.立ち上がったポールにテントのフックをつけます。

これでインナーテントの立ち上げは終了です。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

4.つづいてフライシートを上からかけましょう。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

フライシートの4隅にゴムがついているので、それをインナーテントのフックにかけておきましょう。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

5.サイドのペグダウンは、インナーとフライのバンドをふたつ重ねて行います。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

尾上
打ち込んでみると、意外とペグが入りやすかったです。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

ペグが打ち込めたら、バンドにテンションをかけます。

ペグダウンは4隅、サイド2ヶ所、前後ろ1ヶ所ずつの計8ヶ所です。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

尾上
完成しました！細長い、けっこう独特な形ですね～。

テントの機能

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

ベンチレーターは前に1ヶ所ついています。こちらは閉じたままにすることができません。

尾上
つっかえ棒がついていれば、開閉固定できて良かったんですけどね。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

ガイロープのループは、サイドに2ヶ所ついています。

通常4ヶ所ついているのが多いんですが、2ヶ所というのは珍しいですね。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

フライシートの裏には4つベルクロテープがついているので、ポールに取り付けられます。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

フライシートの生地はポリエステルで、生地は若干薄いかなという感じです。

UVカット加工がなされており、耐水圧は1500mmです。

尾上
シーム処理、縫製ともに、ていねいに処理されています。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

インナーのフロア生地は、そんなに分厚い感じではありません。

ポリエステルでできており、耐水圧は1500mmです。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

ペグダウンするバンドの所が補強されていますね。水漏れしないかちょっと心配です。

尾上
あとて耐水圧実験で試してみます。

【FIELDOOR】コクーンのテント内

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

尾上
ではテント内に入ってみましょう。

インナー内は結構狭めですね。洞窟のような感じです。横は狭いですが、縦に長さがあります。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

ちなみにランタンフックが2ヶ所。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

小物入れはサイドに1ヶ所、出入口上部に1ヶ所ついています。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

インナー出入り口ですが、フルクローズ、フルオープン、フルメッシュができます。

フルメッシュはテント内からできて、ドアの生地はポケットに収納可能です。

テントの前室

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

前室は微妙な広さですね。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

テーブルを置かずに、地面に直接バーナーを置いてならギリギリ調理できそうです。

尾上
それでも結構、きゅうくつな感じになりますね…

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

前室部分は、開放して使うこともできます。

ちょっと出入口が小さいので、窮屈さは感じますね。

テント内で座ってみる

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

祐一郎が座ってみるとこんな感じです。天井とは、少しだけ余裕がありますね。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

天井の高さを測定したところ95cmでしたので、座高がそれ以上ある人は天井に頭が当たってしまうので注意が必要です。

縦の長さは215cmあるので、奥に荷物を置いても長さが足りなくなることはないでしょう。

尾上
コットなどを入れて横になることもできそうですね。

【FIELDOOR】コクーンテントの耐水圧実験

次に、恒例の耐水圧実験に移りましょう。

フライシート

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

今回もいつもどおり、多めに雨を降らせております！！果たして結果は…？

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

外側は、きっちりはじいていますね。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

テント内への水漏れもありませんね！！

インナーテント

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

インナーテントは、まず四隅から水に浸していきます。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

こちらから水漏れはありません。

次に、一番心配な「バンドの補強部分」を浸してみます。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

結果は意外にも、漏れてきませんでした！！

これで耐水性能は完璧！と思ったら1ヶ所漏れてきました。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

それがこちらの生地と生地を繋いでいる部分。シーム処理がズレているのか、そこから少し水漏れしてきました。

おまけ：耐風実験？

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

ガイロープ2本をつけてみました。

風を受ける面が大きい、サイドにのみガイロープが付属されています。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

ただどうせなら、前後に2ヶ所増やした計6本のほうが良かったですよね。その方が耐風性も向上します。

それにガイロープが2本だけだと、強風が吹いたときその2ヶ所にのみ負荷がかかるので、生地が破れる可能性があります。

尾上
もしかしたら、ここでコスト削減されているのかもしれませんね。

【FIELDOOR】コクーンテントの撤収

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

撤収についても、難しいことはありません。ガイロープやペグ、ポールを外していきます。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

フライシートは端を少し折って、横半分に折りましょう。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

インナーテントも横半分に折って、その上に先ほどのフライシートを載せてください。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

そしてポールの入った袋を軸にして、クルクル丸めます。

ベルトで2ヶ所コンプレッションして、収納袋に入れたら終わりです。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

【FIELDOOR】コクーンテントのメリット・デメリット

最後に『FIELDOOR コクーン』のメリット・デメリットを紹介しておわります。

メリット

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

①軽量コンパクトで安い！

2Lのペットボトルくらいの大きさになるので、リュックなどに入れやすいですね。

あと6000円という値段は、とてもリーズナブルです。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

②ポールがとっても頑丈

A7075”超々ジュラルミン”でできたポールなので、かなり頑丈で壊れづらいです。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

③遮光性も良い

紫外線99％カット加工がされているのは、男女問わずうれしい機能です。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

④ペグが打ちやすい！

ペグが細く長く作られているので、固い地盤でも案外打ちやすかったですね。

尾上
ただ少し曲がってしまったから、そこは要注意。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

⑤設営が楽

設営に特に難しいところがないので、楽ですね。

デメリット

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

①生地が薄い

インナーもフライも生地が薄いですね。

インナーにいたっては水漏れもあったので、下にグランドシートを敷いておいた方が良さそうです。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

②前室が狭い

前室がけっこう狭かったので、そこで何かするというのは大変です。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

③ガイロープが少ない

2ヶ所だけでなく、もう少しガイロープを増やしてほしかったです。それだけで耐風性向上し、生地への負担も軽減されます。

（画像＝『タナちゃんねる』より引用）

④風通りが悪い

ベンチレーターも前に1ヶ所しかなく、テントの後面はメッシュもベンチレーターもない。

そのため風の通りが悪かったのが、残念ですね。

尾上
メリット・デメリットは以上です。

おわりに

今回は、FIELDOORさんのコクーンを徹底解剖しました。

軽量コンパクトを目指す、ソロキャンパーさん向きのテントかもしれませんね。

良かったら、購入時の参考にしてください！

今後の励みになりますので、良かったらYoutubeのチャンネル登録お願いします！

・尾上祐一郎【テントバカ】

テントについてのご質問などありましたら気軽にご相談ください。

尾上
最後までご覧いただきありがとうございました！

提供元・タナちゃんねる

軽量コンパクトなソロテント｢FIELDOOR コクーン｣を徹底レビュー！【テントバカ】

目次

【FIELDOOR】コクーンテントのスペック

収納袋の中身は？

【FIELDOOR】コクーンテント設営

テントの機能

【FIELDOOR】コクーンのテント内

テントの前室

テント内で座ってみる

【FIELDOOR】コクーンテントの耐水圧実験

フライシート

インナーテント

おまけ：耐風実験？

【FIELDOOR】コクーンテントの撤収

【FIELDOOR】コクーンテントのメリット・デメリット

メリット

①軽量コンパクトで安い！

②ポールがとっても頑丈

③遮光性も良い

④ペグが打ちやすい！

⑤設営が楽

デメリット

①生地が薄い

②前室が狭い

③ガイロープが少ない

④風通りが悪い

おわりに