グローバルファッションブランドとして国内外で広く愛されるユニクロは、コロナ禍でも好調な業績を上げています。

ユニクロは1984年にカジュアル量販店としてスタートし、10年後には店舗数が100件にまで伸びました。その後、90年代後半頃からプライベートブランドの提供を開始し、低価格で高品質なカジュアルウェアの販売を始めています。

2000年代にユニクロの代表的アイテムである「フリース」が大ヒットし、東京に都心型店舗を初出店。グローバル展開にも踏み出し、イギリスに子会社を設立しました。

2021年5月末時点で、国内ユニクロ事業の店舗数は810件、海外ユニクロ事業は1,499件にまで伸びています。

そんなユニクロの、コロナ禍でも勢いを衰えさせることなく躍進を続ける理由を解説します。

目次

  1. コロナ禍でも「増収増益」2021年8月期 第3四半期決算
    1. 日本国内:Tシャツやラウンジウエア、ECサイトの売上好調
    2. 海外:黒字化や赤字縮小、北米・欧州でも好調
  2. ユニクロの販売戦略
    1. 国内外でEコマース充実 店舗との連携すすむ
    2. 季節ごとのキャンペーン
    3. SNSは使い分け
  3. 国内外で躍進を続けるユニクロの今後にも期待
  4. コロナで落ちた売上をどうにかしたい。手間を掛けずにできる新しい集客とは?

コロナ禍でも「増収増益」2021年8月期 第3四半期決算

ユニクロやGUなどを運営する株式会社ファーストリテイリングは、コロナ禍でも黒字を維持しています。2021年8月期の第3四半期3か月間は、大幅な増収増益となりました。

その理由について、2021年8月期の第3四半期の決算サマリーの数字を取り上げながら、日本国内と海外別に解説します。

日本国内:Tシャツやラウンジウエア、ECサイトの売上好調

日本国内では、2021年8月期の第3四半期(3か月)の売上収益は1,825億円、前年同期比で35.0%増、営業利益は216億円、前年同期比で187.3%増となっています。
大幅な増収増益となった要因として、Uniqlo QのTシャツ、感動パンツ、ラウンジウエアといったアイテム、さらにはECサイトでの売上が好調だったことが挙げられます。

また、3月の消費税における総額表示では、従来の本体価格を変えず消費税込みの価格に設定しました。

2021年8月期の9か月間(2020年9月〜2021年5月)の累計売上収益は、6,751億円、前年同期比で12.7%増、営業利益は1,195億円で51.0%増を達成しています。

海外:黒字化や赤字縮小、北米・欧州でも好調

海外では、同じく2021年8月期の第3四半期(3か月)の売上収益は2,177億円、前年同期比で64.6%増、営業利益は307億円でとなりました。
特にグレーターチャイナで大幅に回復し、韓国は粗利率と経費比率が改善し黒字に至りました。

また、そのほかのアジアやオセアニアで黒字を達成し、ヨーロッパでも大きく回復しながら赤字縮小となりました。

同じく2021年8月期の9か月間(2020年9月〜2021年5月)の累計売上収益は7,396億円、前年同期比で9.8%増、営業利益は977億円、前年同期比で88.7%増と大きく回復しています。

海外事業展開としては、今秋には北京に初のグローバル旗艦店をオープン予定で、バーチャルとリアルを融合した売り場を設置し、ファッションや文化の新価値を発信します。

さらに、2019年に初出店して以来、ベトナムでもユニクロの認知度は向上しており、アジアの経済発展を支える地点であることから、人材育成やサプライチェーンの構築などベトナムでの事業展開も強化する予定です。

ユニクロの販売戦略

続いて、Eコマースの充実化・季節ごとのキャンペーン・SNSを活用したユニクロの国内での販売戦略について解説します。

国内外でEコマース充実 店舗との連携すすむ

2020年8月期の売上収益におけるEコマースは、日本で約15%、グレーターチャイナで約20%、北米で約40%と、実店舗だけでなくオンラインショッピングも楽しむユーザーが国内外で増加しています。

全体では15%となり、実店舗とEコマースを連携させることで年率30%増を目指します。

Eコマースと実店舗の融合を実現した例として、ユニクロ公式アプリの活用が挙げられます。

店頭に行く前に欲しい商品の在庫状況を確認し、店頭受取を可能にしたアプリの機能がコロナ禍で特に評価され、株式会社スパコロが2021年9月に発表した調査で「ファッションアプリ利用率1位」に選ばれました。

さらに、ユニクロ公式アプリ搭載のキャッシュレス決済「UNIQLO Pay」は、9月より登録可能な銀行数を拡大し、購入の利便性を高めています。

季節ごとのキャンペーン

ユニクロは季節ごとにキャンペーンを実施し、人気ヒット商品(ヒートテック、ウルトラライトダウン、エアリズム、ブラトップなど)を2~3割安く提供しています。

キャンペーンの際は、テレビCM、新聞折込チラシ、メルマガ、SNSといった販促ツールで集客活動に取り組んでいます。

SNSは使い分け

ユニクロではTwitterとInstagramで発信内容を効果的に使い分けています。

Twitterは1日に複数回更新し、商品や販売情報、参画しているイベント情報などを、必ず画像付きで発信しています。

Instagramは1日に1~2本更新され、販売情報だけでなくブランドの世界観やコンセプトが伝わる画像と映像を掲載しています。

ユニクロ3Qで増収増益、国内外で好調な業績 その販売戦略とは?
▲UNIQLO:Twitterトップページ(画像=『口コミラボ』より 引用)
ユニクロ3Qで増収増益、国内外で好調な業績 その販売戦略とは?
▲UNIQLO:Instagramのトップページ(画像=『口コミラボ』より 引用)

<参照>
Twitter
Instagram

国内外で躍進を続けるユニクロの今後にも期待

ユニクロはコロナ禍で赤字を縮小しながら、ECサイトやスマホアプリの活用、季節ごとのキャンペーンなどを通じて、国内外で大幅な増収増益を達成しています。

ベーシックな商品を提供するユニクロは、国境や性別、年齢を超えて多くの人の生活に浸透し、安定感のある人気や売上をキープしています。

コロナの状況が収束に向かうにつれ、コラボレーションやオンラインと融合した実店舗での新しい顧客体験の提供など、今後も日本や海外での業績の伸長が期待されます。

コロナで落ちた売上をどうにかしたい。手間を掛けずにできる新しい集客とは?

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ユニクロ3Qで増収増益、国内外で好調な業績 その販売戦略とは?
(画像=『口コミラボ』より 引用)

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