9月21日、アルゼンチンのカルラ・ビソッティ保健相とフアン・マンスール首相は、新型コロナウイルス感染拡大による行動制限措置を大幅に緩和することを発表しました。

保健相は緩和措置の理由として「全国で新型コロナウイルスの感染状況の改善が続いており、デルタ型変異株のまん延が阻止できている。」ことを挙げました。

目次

  1. アルゼンチン政府「感染拡大を阻止できている」

アルゼンチン政府「感染拡大を阻止できている」

アルゼンチン政府が発表した、10月1日に開始する主な緩和措置は以下のとおりです。

  • 屋外でのマスク着用義務を一部解除。(人の密集する場所では引き続き義務付けられる)
  • 集会に人数制限を設けない。ただし、密を避け、マスクを着用し、換気を徹底する。
  • 経済、工業、商業、サービス、文化、スポーツ、宗教、教育、観光、娯楽、社会などの活動に係る屋内の人数制限を撤廃する。ただし、密を避け、マスクを着用し、換気を徹底する。
  • 修学旅行、団体、グループ旅行を許可する。
  • ディスコの収容人数は最大50%で、入場者は14日までに2度のワクチン接種を完了した者のみ。
  • パーティー会場および類似の活動では、2度のワクチン接種またはイベントの48時間前にPCRまたは抗原検査を受け、陰性証明書を提出する。
  • 1,000人以上のイベントの場合、10月1日から会場の収容人数は最大50%とする。
  • 隣国からの観光目的などの外国人は強制隔離を免除し、入国を可能とする。
  • 10月1日から11月1日にかけ、入国者数の制限をさらに緩和する。
  • 11月1日以降は全て外国人の入国を認める。
  • 入国の際の条件は、入国の14日前までに2度のワクチン接種を完了していること、出国前72時間以内に検査を受けて陰性証明書を提出、入国後5~7日目にPCR検査を受けること。2度のワクチン接種を完了していない場合、入国時に抗原検査、強制隔離を行い、入国7日目にPCR検査を受ける。

アルゼンチンの一日あたりの感染者数は2020年10月下旬には15,000人、2021年1月中旬ごろに12,000人と大きく増加し、2021年5月には40,000人以上に達するピークを見せました。

しかし、以降は新規感染者の減少が見られ、人口比あたりの一回目のワクチン接種率は9月21日時点で64.7%、必要回数のワクチン接種率が45.1%まで完了していることから今回の発表に至ったと考えられます。

文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ

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