8月9日、日本政府観光局主催によってキューバの観光開発とコロナ禍での安全対策に対する説明会が実施されました。

駐日キューバ共和国大使館の外交官で、経済・通商担当参事官であるカティア・モンソン氏が出席したほか、日本の旅行代理店や企業の420人以上の代表者が参加しました。

モンソン氏は、衛生的で安全な観光認証プログラムを説明したほか、コロナ後の観光に向けてキューバによって実施された行動に言及しました。

目次

  1. キューバ、日本旅行会社向けのセミナー開催で観光客獲得に意欲を示す

キューバ、日本旅行会社向けのセミナー開催で観光客獲得に意欲を示す

8月9日、キューバ共和国の外交官カティア・モンソン氏が出席し、日本の旅行代理店・企業向けにキューバへの観光目的での往来について言及したセミナーが開催されました。

セミナーでは、モンソン氏からコロナ禍を経て衛生面での安全を担保する観光認証プログラムについての説明があったほか、旅行者向けの検査実施、労働者への予防接種などが言及されました。

さらにホテルでの手続き、支払いを容易にするためのデジタルシステムなどを構築するなどDX化の進展や、待ち時間短縮のためのプラットフォーム作成も行ったと述べました。

モンソン氏は、これらはすべてキューバの保健当局と世界保健機関(WHO)によって承認されたガイドラインと措置に従って考案されており、観光客を迎え入れる体制が整っているとアピールしました。

これにより、日本の旅行代理店などを通じて日本からの旅行客を呼び込みたい狙いがあると考えられます。

またセミナーでは5つ星ホテルが紹介されたほか、ハバナにキューバで2番目のLGBTQにも優しいホテル「Telegrafo Hotel」がオープンすることを発表しました。

ただし現在のところ、日本の「海外渡航用の新型コロナワクチン接種証明書」、いわゆるワクチンパスポートはキューバの入国時では利用できません。

東京五輪を機に世界的な注目が東京や日本に集まっている今、観光目的での相互往来再開に向けて、キューバ側の準備を整えるだけでなく日本側の対応も求められると考えられます。

また、キューバにおいては感染症対策だけでなく、DX化やLGBTQにも配慮した取組が進んでいます。これらの新しい取り組みについても積極的に推進、実施することが求められるでしょう。

文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ

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