これからの季節、海や川のレジャーで音楽を楽しみたいという人も多いことだろう。また、日常生活においてもお風呂や台所など、濡れる可能性のある場所で音楽を流したいという人もいるかもしれない。そんなときにおすすめなのが防水スピーカーだ。数多く発売されているが、一口に「防水」といってもその性能はまちまち。用途によっておすすめの防水スピーカーは異なる。しっかりと要点を踏まえて選びたい。
防水スピーカーの選び方
一口に「防水」といってもその性能は製品ごとにさまざま。防水性能は「IPX」と呼ばれる等級であらわされており、この値を用途に応じてチェックしたい。
具体的には、
・キッチンなどで濡れた手で触る程度:IPX3~4
・キッチンやお風呂で水しぶきがかかる程度:IPX5~6
・お風呂や海などで水没に耐えられるレベル:IPX7~8
といったところを目安に選んでほしい。
音量は十分?
せっかくの音楽も聞こえなくては意味がない。スピーカーの最大音量は「W(ワット)」であらわされているため、この値をチェックしよう。室内やお風呂、テントで使う分には5~10W程度でも十分だが、レジャーなどで広くて開かれた場所で利用するなら20Wは欲しいところだ。
バッテリーの持ち時間にも注意
防水スピーカーは一般的に内蔵のバッテリで駆動する。このため、バッテリー容量が不十分だと、もっと音楽が聴きたいのにバッテリ不足で聴けないということも起こりえる。選ぶときは、各製品の仕様にバッテリ持続時間の目安が書かれているため、それを目安にしたい。長ければ長いほど安心だが、スピーカー自体が重くてかさばるようになるうえに、スピーカーのバッテリが持続したとしても接続しているスマートフォンのバッテリーが先に切れてしまっては意味がない。モバイルバッテリで充電できる製品も多いため、併用するのもいいだろう。
おすすめ防水スピーカー5選
以下は、具体的なおすすめ防水スピーカー5選だ。
Anker Soundcore 2
Anker Soundcore 2は、独自のBassUpテクノロジーにより、迫力と深みのある低音を出せるのが特徴だ。低音が不足しがちな小型スピーカーのなかにあって、バランスの取れたサウンドを楽しめるといえるだろう。最大24時間の連続再生時間もレジャーなどの用途では魅力的といえる。防水性能はIPX7なので、ビーチや河原、風呂でも安心だ。