香港では6月30日から、非常に感染リスクの高い7か国以外からの入境について、ワクチン接種を完全に済ませた住民に対してはホテルでの隔離を7日間に短縮することが発表されました。

この隔離期間短縮措置には日本への渡航も含まれています。

それを受けて現在、香港では旅行サイトの検索が急増しています。

エクスペディア現地サイトによると、香港政府の隔離期間短縮の発表後24時間以内に海外旅行検索が10%増加し、マカオ旅行の検索は40%増えました。

また旅行サイトのスカイスキャナーによると、特に人気の旅行地として、日本、中国本土、アメリカ、イギリスがあげられています。

香港での訪日需要が高まる中、日本ではいかに安全に香港人を迎えられるかが焦点となりそうです。

目次

  1. 香港隔離期間短縮発表、1週間に
    1. 香港で海外旅行サイトの検索数急増

香港隔離期間短縮発表、1週間に

香港では、林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官が入境の際の隔離期間を短縮することを6月21日記者会見で発表しました。

6月30日から、香港に戻った際にはホテルで1週間の隔離および検査を受けることになります。

また感染が拡大した際には、香港入境時に予防接種の有無にかかわらず21日間の隔離が求められるとも発表されました。

香港政府によると数週間にわたり、香港域内の感染はほぼ0でしたが、入境者の感染が数件報告されたため、当局は警戒を完全に解いてはいません。

なおこのような考えから、シンガポールとの隔離措置なしの相互往来を可能にするトラベルバブルの措置は棚上げ状態にあります。

香港で海外旅行サイトの検索数急増

しかし、香港の人々の旅行に対する期待度はかなり高まっています。

記者会見が行われた21日に、旅行予約サイトのスカイスキャナーでは香港の検索トラフィックが43%増加しました。

人気が高い検索ワードには中国本土と日本、アメリカ、イギリスがあげられています。ただし、日本を含め多くの国では入国制限を設けているため、完全なる旅行の自由化にはまだほど遠い状態です。

スカイスキャナー以外にも、香港で海外旅行検索が増加しています。

エクスペディア・グループの現地サイトでは、6月30日から発効する隔離期間短縮が発表された24時間以内に海外旅行検索が10%増加し、マカオ旅行の検索は40%増加しています。

香港の人々の間で日本への海外旅行熱が高まっていることからも、日本でも観光目的での渡航再開に向けて、感染症対策を十分に行いつつ香港の人々を受け入れる体制を徐々に整える必要があると考えられます。

文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ

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