ウィズ・アフターコロナの観光が各国で始まっている中、アメリカでは、7月の連休の旅行者数がコロナ前の水準に回復する見込みです。

アメリカの自動車協会「American Automobile Association」(以下:AAA)の旅行部門が発表しました。

5月のメモリアルデー連休では、米国国土安全保障省の米国運輸保安局のデータから、2019年の旅行者数の76%にあたる人数がアメリカの空港で保安検査場を通過したことが明らかとなりました。

7月の連休では、メモリアルデー連休よりもさらに旅行者数の回復が見られそうです。

目次

  1. 独立記念日連休、旅行者数はコロナ前の水準まで回復と予想
    1. 旅行者数は過去2番目に 航空需要も順調に回復

独立記念日連休、旅行者数はコロナ前の水準まで回復と予想

アメリカでは、1776年7月4日の独立宣言公布を記念する祝日が設けられており、毎年7月4日を含む前後を連休とする人が多い傾向にあります(カレンダー上は平日)。

AAAは、2021年は7月1日から7月5日の5日間が連休となるとし、その旅行者数についての予測を発表しました。

旅行者数は過去2番目に 航空需要も順調に回復

AAAによると、2021年の独立記念日連休では4,770万人以上のアメリカ市民の移動が見込まれるということです。これは、2019年に次ぐ過去2番目に多い旅行者数となっています。前年の旅行者数からは約40%増加しており、コロナ前の2019年比でも減少率は2.5%と旅行の回復が見られます。

米 7月連休旅行者数 コロナ前水準に回復か 総数4770万人 過去2番目に迫る
(画像=▲2021年の独立記念日連休の旅行者数予想:American Automobile Associationプレスリリースより、『訪日ラボ』より 引用)

移動手段としては、自動車利用が最も多いとされています。自動車での旅行者数は前年の1.3倍となる約4,300万人で、AAAは、連休中の週末には全国の交通量が通常よりも約15%増加すると予想しています。

同時に、AAAの発表から、空路での移動量もコロナ前と並ぶ水準に回復していることもわかります。2019年の利用者数が390万人だったのに対し2021年の予想は350万人で、その差は40万人であることが示されました。2020年の利用者数と比較すると2.6倍になります。

なお、電車、バス、クルーズなどの、自動車と飛行機以外の交通手段の利用は未だ落ち込みを見せています。利用者数は62万人と予想されており、2020年からは1.7倍に増加していますが、2019年比では80%ほど減少しています。

アメリカでは、6月から一定の条件やガイドラインの下でクルーズ船の運航が再開されていますが、完全回復には達していないのかもしれません。

コロナ禍により打撃を受けたクルーズ旅行が回復した際には、さらなる移動量や旅行客数の増加が期待できるでしょう。

<参照>
American Automobile Association:プレスリリース

文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ

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