ハワイは、ハワイ州内でのワクチン接種率に応じて旅行者にへの制限を解除していくとしていますが、観光客数はすでに回復傾向にあります。

2021年5月には、アメリカ本土西部からの観光客数がコロナ前の2019年同期よりも増加していたことがわかりました。

また、7月8日からは、ワクチン接種を完了させているアメリカからの旅行者には検疫や隔離なしで入域を許可すると発表しています。ワクチン接種の進展とともに観光が再開している様子がうかがえます。

目次

  1. ハワイの観光客数が回復傾向に、「隔離なし」で増加続くか
    1. アメリカ本土からの観光客数がコロナ前を超える

ハワイの観光客数が回復傾向に、「隔離なし」で増加続くか

ハワイの観光客数がアメリカ本土からの渡航を中心に増加しています。7月8日からは、アメリカ市民のワクチン接種完了者を対象に到着後の検疫や隔離が免除されることとなり、さらなる回復が期待されます。

アメリカ本土からの観光客数がコロナ前を超える

ハワイ・ツーリズム・オーソリティ(HTA)は、6月29日に2021年5月の観光統計を発表しました。アメリカ本土の西部、東部、日本、カナダをはじめ、各地からの観光客数や消費額が示されています。

2021年5月は、旅行客はハワイ到着後10日間の隔離が求められていましたが、空路による到着者数は62万9,681人で2020年5月の約70倍になっていることがわかりました。

中でも、アメリカ本土西部からの到着客は41万8,956人で2020年同期比+7,072.0%(約70倍)、コロナ前の2019年同期比でも+8.0%(約1.08倍)の数に上ったといいます。

しかし、東部や諸外国からの到着客数については、2020年同期比では増加しているものの、2019年からは未だ減少傾向が続いています。なお、日本からの到着者数は1,312人で、前年同期比+9,357.8%(約90倍)、20219年同期比-98.8%となっています。

7月8日以降アメリカからの観光客は隔離免除、ワクチン接種が条件

そうした中で、ハワイ州のDavid Ige知事は、7月8日からハワイ到着後の検疫や隔離などの措置を免除する「Safe Travels program」を開始することを発表しました。

対象となるのはアメリカ本土またはアメリカの領土からハワイに到着する人で、ワクチン接種を済ませていることが条件となります。対象者は、これまで課されていた出発前の検査受験、ハワイ到着後の検疫、10日間の隔離をすべてスキップできます。

なお、全ての旅行者はワクチン接種カードを持参するとともにハワイ州のトラベル&ヘルス申告フォームにワクチン接種の証明アップロードすることが求められるということです。

David知事は、6月5日に、ハワイ州内のワクチン接種完了率に応じて旅行の制限を解除していくと発表していました。知事は、7月8日には接種率が60%に達すると見込んでプログラムを発表したとのことです。

2021年7月7日時点では接種完了率は58%ですが、8日までに60%に達していない場合でもプログラムは開始されます。

検疫や隔離措置の免除によって、アメリカ本土からの観光客数は7月以降さらに増加していくのではないでしょうか。

文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ

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