タイ政府は外国人観光客を隔離期間なしで受け入れる「サンドボックス」政策を閣議承認しました。

先行実施としてプーケットを2021年7月1日からワクチン接種を受けた外国人観光客に検疫を必要とせずに入国を可能にします。

今回の観光客受け入れに対して、タイ国政府観光庁のYuthasakSupasorn氏は「タイ国政府観光庁の私たち全員が、それほど遠くない将来に外国人観光客を歓迎する準備として、プーケットのすべての人の興奮と期待を共有しています」と述べています。

目次

  1. タイでの観光目的の入国に必要なこと
    1. 入国前
    2. 入国後
  2. タイ、インバウンド受け入れを本格化

タイでの観光目的の入国に必要なこと

タイに入国する前に必要な項目として、14泊以上の滞在の支払い確認書の準備、追加のPCR検査を受けることなどが求められます。

入国前

タイに入国する前には、以下の5つの項目を満たしている必要があります。

  1. 入国許可証
  2. 入国前72時間以内に発行された新型コロナウイルス陰性証明書
  3. タイでの全期間にわたる、申請者1人あたりのCOVID-19の医療費および治療費をカバーする英語の保険証券のコピー
  4. 14泊以上の滞在の支払い確認書のコピーと、タイ観光スポーツ庁またはタイ政府観光庁によって承認されたホテルでのPCR検査での陰性証明書
  5. 旅行日の14日前までにタイ公衆衛生省または世界保健機関(WHO)によって承認されたワクチンによるCOVID-19に対するワクチン接種の証明書

滞在期間が14日未満の場合は、旅行者はタイからの確認済みの航空券と、宿泊の支払い確認、およびホテルでのPCR検査での陰性証明書を提示する必要があります。

両親または保護者と一緒に旅行する18歳未満の旅行者は、旅行日の72時間以内にCOVID-19が検出されないことを示すPCR検査による検査結果を含む診断書が必要です。

入国後

入国後に必要なこととして以下の項目があります。

  1. アラートアプリケーションのダウンロード
  2. タイ滞在における全期間にわたってアプリケーションを常にオンに設定
  3. 承認された空港送迎サービスで予約済みのホテルに直接進すむこと
  4. 到着時に最初のPCR検査を受け、宿泊施設でテスト結果を待つこと
  5. 要件に従って、追加のPCR検査を実施すること

滞在期間が7日未満の旅行者は6日目または7日目に、公衆衛生省のガイドラインに従って2回目の検査を受ける必要があります。

滞在期間が10〜14日の旅行者は公衆衛生省のガイドラインに従って、6日目または7日目に2回目の検査、12日目または13日目に3回目の検査を受ける必要があります

なお、旅行者がPCR検査で陽性となった場合、旅行者は指定された医療施設を受診することとなります。

タイ、インバウンド受け入れを本格化

タイのプーケットでの滞在時間が14日未満だった場合、タイ国内で他の地域に移動することはできません。プーケットでの滞在が14日以上になった場合でも、14泊の宿泊施設を完了したことの証明とその他の必要な書類を提示する必要があります。

観光産業がさかんなタイがインバウンドを本格的に受け入れるために、一つの指針を示したといえるでしょう。

<参照>
JETRO:外国人観光客を隔離なしで受け入れるサンドボックス制度を閣議承認
TATNEWS:General Information – Phuket Sandbox

文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ

【関連記事】
【独自】GoTo「良い影響ある」96.7% 、菅首相に「インバウンド期待」72.5% 海外向け情報発信の適切な時期と内容は:インバウンド対策意識調査
仏・Japan Expo創立者に聞いた、日本の魅力の「ニューウェーブ」とは?【訪日ラボ独占インタビュー】
外国人に大人気「アキバフクロウ」に実際に行ってわかった、「体験」へのこだわりとインバウンド対策の秘訣とは
インバウンド業界は「第三のフェーズ」へ-より戦略に精緻さ求められる時代に
【日中比較】新型コロナで売れた・売れない商品ランキング 「口紅」明暗分かれる