決済率40%に届くため、あと4年で何%アップが必要?

キャッシュレスの意外な事実!? QRコード決済の店舗導入率が思わぬ結果に!
(画像=(Image:Ned Snowman / Shutterstock.com) コンビニ等では無数のキャッシュレス決済サービスが利用できる、『オトナライフ』より引用)

 決済の種類別に各地方の普及割合を見ていくと、クレカ決済は関東エリアの店舗で60.8%と全国で最も高い導入率を記録した。2位にも北海道東北エリアが57.5%でランクインし、東高西低とも言える普及具合を見せた。  一方で気鋭のQRコード決済はというと、中国四国エリアで64.2%という驚異的な割合を見せた。ほぼ3軒に2軒という高い割合でQRコード決済が利用できるのはユーザーからすると非常にありがたいことだろう。しかし意外にも関東エリアでは導入率49.7%と全国6地域で唯一50%を下回った。新しい決済方法でもあり流行の発信地とも言える東京を中心に普及しているのかと思っていたが、意外な結果と言えそうだ。もしかすると「もうクレカは導入しているから」と、わざわざ新たな決済方法を入れるのをためらった店舗が少なくなかったのかもしれない。

 この調査で明らかとなったのは、キャッシュレス決済の利用率ではなく店舗導入率だ。店で導入していたとしても現金払いをするお客も多いことだろう。しかしキャッシュレスが使える店舗が増えれば、キャッシュレスユーザーがキャッシュレス決済を利用する回数も増えるのは自明の理。  果たして“2025年に40%オーバー”の目標を達成することはできるのだろうか。今後の公式発表に期待したい。

出典元:キャッシュレス決済実態調査アンケートを行いました。【経済産業省】

文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ

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