表向きにはSDGsに貢献する姿勢を表明するアマゾン

仮にこの報道が真実なのであれば、「もったいない」どころの話では済まされない。世界でSDGsへの意識が高まりつつある今、EC業界において確立した立場を揺るがされてしまう可能性だってある。
今回SDGsに背いた行動を報じられたアマゾンだが、2019年に「The Climate Pledge」(気候変動対策に関する誓約)を発表し、2040年までに事業のCO2排出量を実質ゼロにする目標を掲げている。さらに同年、10万台の電気配送者を発注し、2030年までに年間数100万トンにものぼるCO2排出量を削減する計画を発表。これらを見る限り、EC業界のリーディングカンパニーとして積極的な環境対策を行っているように感じる。しかし今回の報道では、トップの意識が現場にまで伝わっていなかったような姿が報じられたのだった。
今回の報道によって、世間からのバッシングを受け続けているアマゾン。環境対策をはじめとするSDGsへの取り組みにおいては、「何をするか」ではなく「何をしないか」が大切であることを思い知らされる。報道内容とアマゾンの公式発表、どちらが正しいかは今後明らかになっていくことだろう。続報を待ちたい。
参照元:アマゾンが売れ残り品など週13万点を廃棄、中には「MacBook」も–元従業員が証言【CNET Japa】
※サムネイル画像(Image:Tada Images / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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