JAFは、先進技術を活用し実際に運転席から見た時の「死角」はどのくらい広いのか、「死角」にはどんなものが隠れるのかを体験できる「JAF 360度VR動画」クルマの死角編を公開した。

本当に危ない「クルマの死角」に潜む危険をVR透過手法で再現!「JAF 360度VR動画クルマの死角編」を公開
▲運転席から車の周囲(360度)を確認(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

 運転席から目視をした時に、クルマのボディや柱(ピラー)などで見えない範囲のことを「死角」と言う。今回公開された動画、クルマの死角編は、走行場面を想定しクルマの全周囲に道路利用者(車)を置き、運転席から見た死角とそこに隠れた危険を表現した。

車のボディを透過させる特殊な映像処理をおこなっており、さらに上を見るとドローンによる俯瞰画像からもクルマの周囲の状況を確認できるなど、今回はVR技術の特性をフルに活かした映像化がおこなわれた。スマホやPCでも見ることはできるが、JAFはVRゴーグルでの閲覧を推奨している。

本当に危ない「クルマの死角」に潜む危険をVR透過手法で再現!「JAF 360度VR動画クルマの死角編」を公開
▲運転席から左後方を確認(画像=『CAR and DRIVER』より引用)
本当に危ない「クルマの死角」に潜む危険をVR透過手法で再現!「JAF 360度VR動画クルマの死角編」を公開
▲動画では徐々に車体が透けてクルマの死角に自転車とクルマが確認できる(画像=『CAR and DRIVER』より引用)

 こういった死角の危険に備えるためには、日ごろからさまざまな交通場面に応じた「危険を予測し、それに備えた行動や確認」が必要だが、具体的なイメージができないことも課題となる。

JAFは、このような映像で疑似体験をおこなうことで、「安全」に危険を予測する能力を鍛えることが可能だとしている。「クルマの死角」や「危険な交通場面」のイメージを持ち、実際の運転でも安全運転に努めることが大切だ。

■JAF 360度VR動画特設サイト:
https://jaf.or.jp/common/safety-drive/protect-life/360video

■YouTube公式アカウント クルマの「死角」に潜む危険:
https://www.youtube.com/watch?v=Om_Xv7ja3X8

提供元・CAR and DRIVER

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