中国の人気ショート動画アプリ「快手」(クアイショウ(Kuaishou)、海外版は『Kwai』)のECサイト「快手電商(Kwaishop)」が越境EC事業「快手進口店」をローンチしました。

海外の業者は快手進口店にショップを開設することにより、中国のユーザーに自国の商品を販売できます。

現在、快手進口店にショップを開設すると、中国へ輸出する際に税制優遇措置を受けられるほか、快手の動画配信主に自社商品を紹介してもらえる販売アライアンスに加入できます。

快手進口店は第一段階では、北京、福州、広州など15の税関所における海外直送と保税倉庫からの発送という2種類の通関手続きに対応しています。

目次

  1. 快手、越境EC開始
    1. 快手越境EC出店のメリット
    2. 日本企業も快手越境EC出店支援へ

快手、越境EC開始

快手は、2021年5月25日、越境EC事業「快手進口店」を開始しました。

快手は、2021年1月から3月までの第 1 四半期に、同社のプラットフォーム上でのEC事業の総売上高が前年比 219.8%増の1,186 億人民元 (約2兆357億円)を達成しており、EC事業を強化したい狙いがあると考えられます。

越境ECの主な対象商品となるのは化粧品、スキンケア製品、食品、時計、宝飾品などです。

快手越境EC出店のメリット

商品は、北京、広州、長沙を含む 15 の港を経由して中国の消費者に直接出荷するか、快手のパートナー倉庫ネットワークに保管できます。

販売業者は、関税ゼロや付加価値税の30%カットなど、有利な税制を享受できると快手は主張しています。

また販売業者は、プラットフォーム上で人気のあるライブストリーマーと協力して、製品を販売することもできます。

日本企業も快手越境EC出店支援へ

日本企業でも、快手進口店出店へのサポートを支援する業者が現れています。

越境EC事業を展開するインアゴーラでは、日本企業初の越境ECプラットフォームパートナーとして「快手進口店」に参入することを発表しました。

インアゴーラは、快手上で自社越境EC アプリ「豌豆公主(ワンドウ)」の海外専門店を開設し、多種多様な日本商品を販売する予定です。

これにより、インアゴーラに商品登録がされていれば、「豌豆公主海外専門店」を通じて「快手」での販売が可能となります。

そのほか、KOLネットワークを活かし、マーケティング・ブランディング支援を行っています。

文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ

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