サムスン電子が時価総額基準で、全世界の上場企業の中で15位となり、半導体企業の中では、台湾のTSMCに次いで2位であることが分かった。

2日、ライスウォーターハウスクーパース(PwC)が公開した「2021年グローバル時価総額100大企業」のリストによると、サムスン電子は時価総額4310億ドル(約47兆2400億円)で15位にのぼった。韓国企業の中で100大企業に選定された会社は、サムスン電子が唯一だ。

一方、サムスン電子のライバルであるTSMCは5340億ドル(約58兆5000億円)となり11位にランクインしサムスンを上回った。TSMCの時価総額の格差は、1年前より広がった。昨年、両社の時価総額の格差は10億ドル(約1100億円)だったが、今年は1030億ドル(約11兆3000億円)に広がった。わずか2年前までもサムスン電子がTSMCを107億ドル(約1兆2000億円)以上リードしていた。

サムスン電子の時価総額は4310億ドルで、昨年の2340億ドル(約25兆6500億円)より84%増加した。昨年21位から6段階上がった。

上場企業全体のうち、時価総額の規模が最も大きい会社は、米国アップル(2兆510億ドル/約275兆2000億円)だった。

半導体専門企業の中では、世界1位のファウンドリ企業である台湾TSMCが11位で時価総額が最も多かった。昨年2350億ドル(約25兆8000億円)比127%増加した。次いでサムスン電子、NVIDIA(3310億ドル/約36兆3000億円)、インテル(2610億ドル/約28兆6000億円)、ASML(2550億ドル/約28兆円)が追っている。

提供元・コリア・エレクトロニクス

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