中国の第一財経と新一線都市研究所が2016年から毎年発表している、「商業的魅力ランキング」の2021年版が5月27日に発表されました。

今回のランキングでは上海が1位となり、3年ぶりに北京を抑えました。また、新型コロナウイルス感染症の影響により長期間ロックダウン状態にあった武漢は昨年より順位を2つ下げています。

目次

  1. 中国、337都市を対象とした「商業的魅力ランキング」を発表
    1. 上海が3年ぶり2度目の頂点へ、武漢は2020年からランクダウン

中国、337都市を対象とした「商業的魅力ランキング」を発表

中国の第一財経と新一線都市研究所は5月27日、「2021年都市の商業的魅力ランキング」を発表しました。

同ランキングは、「商業施設の充実度」や「都市のハブとしての機能性」「市民の活性度」「生活様式の多様性」「将来の可能性」などの指標に基づいて国内の337都市を順位付けています。

全都市は一線、新一線、二線、三線、四線、五線都市として6階層に分けられ、階層内でもさらにランク付けされます。

上海が3年ぶり2度目の頂点へ、武漢は2020年からランクダウン

まず、今回発表された2021年版では、最も商業殿魅力がある都市として上海が一線の中の1位に輝きました。2年連続、合計で4回1位につけていた北京は2位の結果となりました。

このランキングは、2016年以降毎年発表されていますが、上海が1位となるのは3年ぶり2度目となります。2年連続、合計で4回1位につけていた北京は2位の結果となりました。

なお、一線都市には上海市、北京市、深セン市(広東省)、広州市(広東省)の4都市が選ばれています。

次に、新一線都市に注目すると、第一線都市の中での1位は6年連続成都が選ばれています。

また、2018年から2020年の3年間で連続4位となっていた武漢は、2021年では6位となりました。同市は、新型コロナウイルス感染拡大によって長期的なロックダウンを経験しており、経済活動の停止期間が最も長かった都市となっています。

他にも、前回ランク外だった寧波市は2年ぶりに13位にランクインし、前回13位だった合肥市(安徽省)はランク外となりました。

中国は、国際通貨基金(IMF)による「世界経済見通し」で発表された予測経済成長率について、世界の6%、先進国の5.1%を上回る8.4%の経済成長が予測されています。各都市の成長や魅力度の向上にも注目です。

<参照> JETRO:ビジネス短信「2021年都市の商業的魅力ランキング」発表

文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ

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