関西国際空港は、2025年の大阪万博開催を見据え、リノベーション工事に着工しました。

今回のリノベーションには総額700億円が投資されており、国際線ターミナルの受け入れキャパシティは4,000万人に拡大予定であるとのことです。

目次

  1. 関西空港、大規模リノベーションで年間4000万人の旅客受け入れへ
    1. 万博を見据えたリノベーション工事ついに着工

関西空港、大規模リノベーションで年間4000万人の旅客受け入れへ

大阪は、2025年に万博開催を控えており、多くの観光客が大阪周辺を訪れると考えられています。関西空港は、国内外からの観光客増加を見据えて、空港のリノベーション工事に着工しました。

リノベーション工事を通じて、キャパシティを拡大するとともに、関西空港を大阪万博の「ファーストパビリオン」としたい考えです。

万博を見据えたリノベーション工事ついに着工

2021年5月28日、関西エアポート株式会社は、「関西国際空港第1ターミナルビルリノベーション工事」の開始にあたり、関西国際空港で安全祈願祭・起工式を実施しました。

2025年に開催される大阪・関西万博では国内外から多くの人が大阪を訪れ、関西国際空港の利用数も大幅に増加することが想定されています。これを踏まえて、関西空港は2019年12月、国際線エリアの利便性向上とキャパシティ拡大のための大規模なリノベーション工事を行うことを発表していました。

今回のリノベーション工事では、国際線エリアにおいて、免税店、商業施設、飲食店などの区画を60%拡大するほか、保安検査場も拡張し、ターミナルでの収容可能キャパシティを4,000万人まで増やすとされています。

4000万人の旅客受け入れへ 関西空港が大規模リノベーション工事着工、約700億円を投資
▲関西空港国際線ターミナルのキャパシティ拡大についての説明画像:関西空港プレスリリースより(画像=『訪日ラボ』より引用)

引用元:関西空港プレスリリース

また、保安検査場には、22台のスマートレーンを設置し、検査をより円滑にするとしています。

国内線エリアでも、保安検査場を1か所に集約してスマートレーンを導入することや、商業店舗の大幅拡充を図ることで、エリアのさらなる充実を進めていくとのことです。

これらのリノベーション工事には総額で約700億円が投資され、2025年の大阪万博開催にあたっての来訪客増加を見据えた大規模な工事となります。

なお、当初の着工予定は2020年12月でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により、半年ほど延期されての着工となりました。一部商業施設の運用開始は2026年秋頃になるとのことです。

(参考:リノベーション工事の最新スケジュール)

2021年5月28日 第1ターミナル リノベーション工事本格スタート

2022年秋頃 2F新国内線エリア等運用開始

2023年冬頃 2 国際線出発エリア中央等運用開始

2025年春頃 4F新保安検査場及び3F国際線ラウンジ運用開始※空港主要機能完成

2026年秋頃 2F国際線出発エリア南北商業施設運用開始

文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ

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