5月7日、イギリス政府は条件付きで海外旅行を解禁することを発表しました。

イングランドの住民は、今月17日より、政府が発表したシステムのもとで一部の国と地域を対象に観光目的での渡航が可能になります。

イギリス政府が海外旅行を解禁、帰国者は隔離なしで入国可能に

5月17日より、イギリスからの海外旅行が条件付きで可能になります。

イギリス政府はこれまで、新型コロナウイルス対策の一環で海外旅行を原則禁止としてきましたが、感染状況が大きく改善していることから、観光目的の海外渡航を解禁しました。

12の国と地域への海外旅行が再開、対象国は随時更新

イギリス政府は7日、海外旅行の解禁と、それに際しての条件を発表しました。

政府は、17日より、「green list」というシステムを導入し、世界各国・地域を感染状況やワクチンの接種の進捗に応じて、信号と同じ「赤・黄・緑」に色分けします。

「緑」が最も安全となっており、これらの国や地域には、5月17日から海外旅行が可能になります。さらに、該当国からの帰国時には、自己隔離義務が免除されます。ただ、帰国前に検査を受けることは引き続き求められるということです。

「緑」に指定されているのは、国内でワクチン接種が進むイスラエルのほか、旅行先として人気で、感染状況が落ち着いているポルトガルなど、12の国と地域です。アジアでは、シンガポールとブルネイの2か国のみが「緑」に分類されています。

「グリーン」に分類された12カ国・地域

  • シンガポール
  • ブルネイ
  • オーストラリア
  • ニュージーランド
  • アイスランド
  • ポルトガル
  • フェロー諸島
  • ジブラルタル
  • フォークランド諸島
  • イスラエル及びエルサレム
  • サウスジョージア・サウスサンドウィッチ諸島
  • セントヘレナ・アセンションおよびトリスタンダクーニャ

一方、「黄色」や「赤」に指定された国については、引き続き、渡航自粛と帰国後の隔離措置が求められます。

色分けは3週間ごとに改定するとのことですが、日本は、5月7日の発表では「黄色」に指定されています。

なお、現時点で海外旅行が可能になるのは、ロンドンを含むイングランド地方の住民に限定されています。しかし、シャップス運輸相は7日の会見で、西部ウェールズや北部スコットランドなど国内の残り3地域の各行政府も今回のグループ分けの仕組みに同意していると説明しました。

文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ

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