国内5カ所目となる世界自然遺産が、2021年7月に登録されます。

5月10日、ユネスコ(国連教育科学文化機関)の諮問機関「国際自然保護連合」が、「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の登録を正式決定したと発表しました。

目次

  1. 国内5か所目の世界自然遺産誕生 今後の環境保全も重要視
    1. 奄美・沖縄が4年越しの世界遺産登録実現

国内5か所目の世界自然遺産誕生 今後の環境保全も重要視

「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」が、2018年の登録延期勧告を経て、2021年の7月に世界自然遺産に登録されます。

登録勧告を受けて、沖縄県知事や奄美市長らは、「大変うれしい」と歓喜の声をあげ、今後の環境保全に対する取り組み導入への方針も表明しました。

奄美・沖縄が4年越しの世界遺産登録実現

ユネスコ(国連教育科学文化機関)の諮問機関「国際自然保護連合」は5月10日、日本が世界自然遺産登録を目指している「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」について、登録が適当とする勧告を発表しました。

同エリアは、鹿児島の奄美大島と徳之島、沖縄県の沖縄島北部と西表島の4地域から構成されており、アマミノクロウサギやヤンバルクイナなど、国際自然保護連合のレッドリストにある絶滅危惧種95種が生息しています。

日本政府は、当初2018年夏の登録を目指して2017年にユネスコに推薦書を提出していましたが、当時は登録延期を勧告されていました。

2019年には再提出したものの、新型コロナウイルス感染症の影響で同年の世界遺産委員会が延期となっていたため、最初の提出からおよそ4年越しの登録となりました。

日本国内の世界自然遺産の登録は、屋久島(鹿児島県)、白神山地(青森県、秋田県)、知床(北海道)、小笠原諸島(東京都)に次いで5か所目、10年ぶりの登録となり、正式決定は7月16~31日にオンラインで開かれるユネスコ世界遺産委員会で行われる見通しです。

登録勧告を受けて、鹿児島・奄美大島の5市町村の首長は喜びのコメントを寄せるとともに、希少種を交通事故被害から守る対策を導入する方針も示しています。

文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ

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