シンガポールのオン・イエクン運輸相が2021年4月26日、台湾とシンガポール間の観光往来の再開にむけ「トラベルバブル」を構築することをすでに台湾側に打診したと明らかにしました。

台湾当局はシンガポールとのトラベルバブルに関して現在検討中だとしています。

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台湾とシンガポール、各国との観光目的往来再開模索

台湾とシンガポール、各国との観光目的往来再開模索

トラベルバブルとは、ある特定の条件に合致する人々だけが、限られたエリアの中を自由に行き来することを意味する概念です。

この「バブル」、すなわち「泡」の中に含まれる地域間で、相互に納得できる新型コロナウイルスに対する感染防止策を講じ、海外旅行市場の回復を図る試みとして世界各国で注目を集めています。

台湾では、シンガポール以外にも各国とのトラベルバブル構築に向けて動き出しています。

台湾は4月1日からパラオとのトラベルバブルを開始しており、対象者は団体旅行に限定していますが、入国後の隔離を相互に免除しています。

台湾交通部(交通省)観光局は4月22日、ベトナム、グアム、ハワイ、フィリピン、マレーシア、シンガポールと交渉を進める方針を示しており、台湾とシンガポール間の観光目的での往来再開が加速すると考えられます。

さらに、シンガポールでも台湾以外とのトラベルバブル構築に向けて動き出しています。オン氏はこの日、シンガポールと香港間のトラベルバブル始動を発表し、2021年5月26日から開始させる予定だと発表しました。 トラベルバブル構築の交渉先については、香港、台湾のほかにニュージーランド、オーストラリア、中国本土をあげました。

また、オン氏によれば、特に台湾に対してはワクチン接種証明の相互認証についても提案したとしています。

文・訪日ラボ編集部/提供元・訪日ラボ

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