【いま注目のトレンドワード・30】 セクハラやパワハラを筆頭に、近年大きな注目を集めている“ハラスメント”。4月6日のTwitterトレンドには、「TELハラ」というワードが浮上して話題を呼んだ。一体、なぜそのようなワードが突然浮上し、ネット上を盛り上げたのだろうか。

「TELハラ」が突然浮上! 「モーニングショー」で注目を集めた“ハラスメント”の中身
(画像=“電話対応は新人の仕事”という考えは古いのか、『BCN+R』より引用)

 そもそもTELハラとは、うるるが開発・運営する電話代行サービス「fondesk(フォンデスク)」によって命名された呼称。「電話は新人が取るべき」「総務が電話に出るのは当たり前」といった職場の空気・習慣が、“無言の「電話ハラスメント」”になりつつあるという。

 “年齢や肩書によって電話対応を押しつけられる状態”をTELハラと名づけ、うるるが発表したのは3月31日のこと。さらに、4月6日放送の「羽鳥慎一モーニングショー」でTELハラが紹介されたため、トレンドワードに浮上するほどの注目を集めたようだ。

 番組公式Twitterでは同日、「社会人第一歩として、電話応対マナーの習得は必須かなと思うのですが、皆さんはどうお考えでしょうか?」と投稿。TELハラ賛成派からは、「新人という理由だけで向いてない人に電話対応をやらせるのはダメだと思う」「右も左もわからない新人には荷が重い」などのコメントがあった。一方、否定派からは「電話対応は社会人の基本でしょ」「取引先の会社名や部署名を覚えるチャンスでは?」という意見のほか、「なんでもかんでもハラスメントにするのはおかしい」と指摘する声も目立った。

 賛否両論が飛び交うことになったTELハラ。電話対応について改めて議論する、絶好の機会かもしれない。

「TELハラ」だけじゃない! ぜひチェックしたいその他トレンドワード
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・パックマン99

■Profile
井原亘

元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている


文・井原亘/提供元・BCN+R

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