今回は、ホンダ 初代CR-Z(DAA-ZF2型)のインパネについて、その機能性を紹介します。

インパネには運転に欠かせないメーター類をはじめ、収納スペースなど様々な機能が凝縮されています。また乗車時はじめに視界に入る部分として、クルマの印象づけにつなげるという重要な役割もあります。

初代CR-Zはハイブリッドタイプのライトウェイトスポーツカーという、非常に特殊な成り立ちのモデルです。そのため初代CR-Zのインパネには、ハイブリッド車としての側面とスポーツカーとしての側面があり、高い個性につながっています。

初代CR-Zのインパネに備わる特徴や機能としてはどのようなものがあるか、ひとつひとつ探っていきましょう。

Chapter
ー ホンダ 初代CR-Zのインパネが醸し出すスポーティな雰囲気
ー ホンダ 初代CR-Zのインパネに表示される情報
ー ホンダ 初代CR-Zのインパネがもつ収納機能

ホンダ 初代CR-Zのインパネが醸し出すスポーティな雰囲気

ホンダ 初代CR-Z(DAA-ZF2型)のインパネは機能が充実
(画像=『CarMe』より引用)

ホンダ 初代CR-Zは、ハイブリッド駆動のスポーツカーとして「機能を形に」というコンセプトをもっており、車内空間も「心から運転が楽しめる空間」を目指して開発されました。

その考えはインパネにも現れており、機能の純度を研ぎ澄ますことが意識されています。

外観上の特徴としてはピアノブラック調センターパネルがあり、艶感のある黒の質感が初代CR-Zのインパネをスポーティに装います。そこにヘアライン調メタルインテリアガーニッシュがインパネやドアグリップに加わり、シックな一面を引き立たせています。

生産終了時に販売されていたグレードのうち、「α Final Label」と「α」の2トーンカラーモデルには、ロゴ入りのアルミ製コンソールプレートも装備されていました。

初代CR-Zのインパネがもつ装備としては、どの車種にも装備されるアクセサリーソケットがあります。スマホの充電をはじめ、DC12Vの電源をとる際に重宝する機能です。

一方インパネのど真ん中に鎮座するはずのオーディオ類については、標準では装備されません。これはメーカーオプションやディーラーオプションなど、様々な選択肢から自分に合ったナビゲーションシステムを使ってほしいというホンダの想いでもあります。

ホンダ 初代CR-Zのインパネに表示される情報

ホンダ 初代CR-Z(DAA-ZF2型)のインパネは機能が充実
(画像=『CarMe』より引用)

ホンダ 初代CR-Zのインパネにも他車と同じく、運転時に必要となる様々な情報を表示する機能があります。

どのクルマにもついているメーターとしては速度計がありますが、初代CR-Zではデジタル表示をすることで近未来を感じさせます。またハイブリッド車にタコメーターが装備されることは珍しいのですが、ライトウェイトスポーツカーである初代CR-Zには標準装備されており、レーシーなコクピットが演出されています。

また初代CR-Zには、マルチインフォメーション・ディスプレイも装備されています。表示する情報は、ECOドライブの情報やエネルギーフロー・経過時間・燃費履歴・平均車速など、ハイブリッド車として一般的な内容です。

これらのディスプレイが表示する情報は多岐にわたりますが、一秒以下のわずかな時間で変化する周りの情報を、ドライバーに対して正確・スムーズに伝えます。初代CR-Zのインパネは表示される情報をわかりやすく伝え、ドライバーの安全運転をサポートしているのです。

ホンダ 初代CR-Zのインパネがもつ収納機能

ホンダ 初代CR-Z(DAA-ZF2型)のインパネは機能が充実
(画像=『CarMe』より引用)

ホンダ 初代CR-Zのインパネには、もちろん他の一般的な乗用車と同様の収納機能もついています。機能としてはどんなものがあるのかを紹介します。

グローブボックスは車検証や自動車保険の証書など、いざというときに必要となる重要なものをしまう際に重宝しますが、初代CR-Zのグローブボックスには、エアコンと連動した温調機能がついています。

温度調整も可能な点はグローブボックスの用途を広げることにもつながり、ペンホルダーやカードホルダーもついているので、ごちゃごちゃさせずにペン類やカードを収納できます。

フロントコンソールボックスには、アンビエントランプとドリンクホルダー2個がついています。暗いときでもインパネに収納したものを見分けることが可能で、ドリンクホルダーはドライブ時の水分補給に役立ちます。

これらの収納機能は、ドライバーや助手席の乗員からすぐ手の届くインパネに備わっているため、使い勝手に優れているという特徴があります。またインパネのデザイン性を損なうことなく高い収納性も確保しているため、ドライバーは集中して安全運転ができるのです。

ホンダ 初代CR-Z(DAA-ZF2型)のインパネは機能が充実
(画像=『CarMe』より引用)

クルマのインパネは、モデルのインテリア(内装)を象徴する顔としての役割をもつだけでなく、ドライバーが必要とする情報の表示機能や収納機能など、安全かつ快適にドライブするために求められる機能が詰まっています。

ホンダ 初代CR-Zのインパネもまたそれは同様で、スタイリッシュなデザインをもつ中にも様々な機能が凝縮されています。またどのクルマにも、インパネにはデザインや使いやすさなどに対するメーカーのこだわりが込められています。

初代CR-Zの中古車を販売店で見るとき、また実際に購入する際は、インパネに注目してみるのもいいかもしれませんね。

※ 2021年3月現在

提供元・CarMe

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