年会費無料の「セディナカードJiyu!da!」は、ポイント還元率アップサービスやATMの時間外利用手数料無料などの特典が付いているクレジットカード。このカードにはリボ払い専用という特徴があるが、審査難易度やメリット・デメリットはどのようになっているのだろうか?徹底解説していこう。

目次
1,「セディナカードJiyu!da!」の5つの主な特徴
2,審査難易度とカードの基本スペックを紹介
3, 「セディナカードJiyu!da!」の支払いの仕組み
4,お得な5つの魅力・メリット
5,その他の2つのメリット
6,3つのデメリット
7,「セディナカードJiyu!da!」が向いている人は?

1,「セディナカードJiyu!da!」の5つの主な特徴

まず「セディナカードJiyu!da!」はどのような特徴があるのだろうか?主な特徴は次の5つ。

特徴1,リボ払いが前提で、キャッシングの上限額200万円と高い
特徴2,年会費が無料
特徴3,ポイント還元率アップの仕組みが豊富
特徴4,多くのポイントの交換先がある 現金化も可能
特徴5,三井住友銀行のATMの手数料が無料

上記の特徴を踏まえながら、「セディナカードJiyu!da!」の審査難易度や基本的なスペック、メリットとデメリットなどを解説していこう。

2,「セディナカードJiyu!da!」の審査難易度は?カードの基本スペックも紹介

「セディナカードJiyu!da!」の基本スペックは下記の表の通り。
 

年会費
(本会員・家族カード会員)
無料
国際カードブランド Visa/MasterCard/JCB
申し込み対象 高校生を除く18歳以上で電話連絡が可能な方
獲得ポイント わくわくポイント
ポイント還元率 0.5%~1.5%
交換可能ポイントなど ◆JALマイル
◆Amazonギフト券、日本旅行ギフト券
◆dポイント、au WALLETポイント
◆nanacoポイント
など
キャッシング
利用可能枠
1万円~200万円
(新規申込は上限50万円まで)

審査の基準については、申し込み対象に「高校生を除く18歳以上で電話連絡が可能な方」とあるように、審査難易度はそこまで高くないと推測される。

公式サイトに情報が公開されていないためネットでの口コミ情報に頼ることになってしまうが、セディナカード(現・SMBCファイナンスサービス)は独自の「IBIS」というシステムで審査をしているようだ。そこでは年収よりも、「セディナカードの利用可能性が高いか」ということを重視している様子。そういった意味では比較的作りやすいクレジットカードだと言えるだろう。

最近では年収よりも過去に遅延や延滞がないかといったクレジットカードヒストリー(=クレヒス、利用履歴)を重視している風潮もある。申し込む際はローンの残債がないか、支払い遅延がないかなどは確認しておきたい。

3, 「セディナカードJiyu!da!」の支払いの仕組み リボ払いの金利手数料を回避する方法も

このクレジットカードはキャッシング利用可能枠が最高200万円と、年会費無料カードとしては非常に高く設定されている。これは、クレジットカードにキャッシング機能がついているというよりは、カードローンにクレジット機能がついているといった印象だ。

月々の支払いの方法は「月々払い」と「よゆう払い」

月々の支払いの方法は「月々払い」と「よゆう払い」という2つのリボ払いから選べる。「月々払い」とは毎月決めた金額をリボ払いする方法で、「よゆう払い」は余裕のあるタイミングで希望の金額を繰り上げ返済する方法だ。

毎月の支払いは「5,000円」「1万円」「2万円」のいずれかを入会時に選ぶことになるが、金額は入会後にカード利用額の範囲内で5,000円以上から自由に変更できる。また、新規ショッピング利用分については、初回請求時には手数料がかからない。

リボ払いの利息(実質年率)は上限18%と高額なため、よりお得に使うには利息の支払いをどう回避するかということが要点となる。

リボ払い金利手数料を回避する方法 「支払い設定額>利用額」なら金利手数料なし

「セディナカードJiyu!da!」は支払い時に「一括払い」を指定しても自動的にリボ払いとなる。ただし設定している毎月の支払額よりも利用額が少なければ金利手数料はかからない(カード到着後に要設定)。また、金利手数料のない2回払いやボーナス一括払いも可能なので、支払い方法としてそれらを選択すれば利息を支払う必要はない。

もしくは、回数の少ない分割払いや、ボーナス2回払いで金利手数料を低く抑えるという方法もある。

リボ払いで引き落とされる以外にも、銀行ATMやネットから自由に支払えるので、残額を早目に支払ってしまえば、リボ払いになったとしても金利手数料を支払うことなく完済することが可能だ。また、新規入会から30日以内のキャッシングなら7日間無利息になるという「ゼロプラン」というサービスもチェックしておきたいところだ。

4,「セディナカードJiyu!da!」のお得な5つの魅力・メリット 

リボ払い前提という制約がある反面、年会費無料やATM手数料無料、高ポイントプログラムなど、メリットも豊富だ。

メリット1,年会費が無料

セディナカードでは年会費無料のクレジットカードがほとんどない。たとえば「SMBC JCB CARD クラシック」は初年度年会費無料だが、次年度以降1,000円かかる。「セディナカードクラシック」は年会費1,000円。「セディナカードゴールド」は年会費1,905円となっており、セディナカードの特典・サービスを年会費無料で受けられるのはメリットの一つだ。

メリット2,ポイント還元率アップの仕組みが豊富

クレジット利用で貯まるポイント「わくわくポイント」は、月間利用金額200円(税込)につき1ポイントが付加される。有効期限は獲得月から2年後の月末となる。基本の還元率は0.5%と高還元とは言い難いが、様々なポイント還元率アップの仕組みが用意されている。

・トクトク!ステージで還元率が最大で1.3倍に!

年間利用代金が高いほど、よりポイントが多く付与される「トクトク!ステージ」という仕組みもあり、このカードでは最大1.3倍のポイントアップとなる。
 

年間(1月~12月)の請求金額 倍率
50万円未満 1倍(0%)
50万円以上100万円未満 1.1倍(10%)
100万円以上200万円未満 1.15倍(15%)
200万円以上 1.3倍(30%)

年間200万円の利用があれば、次年度のポイント還元率は0.8%となる。利用額を月にならすと約17万円。日々の食費や電気代、通信費などをクレジットカードで支払っていれば、十分に達成できる金額であろう。また、クレジットカードをそこまで使わないという人でも年間50万円以上、月平均4.2万円ほど使えば10%アップするのもうれしいところだ。

・特定店舗利用でポイント3倍~5倍!セブン-イレブン、イオン、海外利用etc.

セブン-イレブン、イオン、海外利用などでポイント3倍、藤田観光グループではポイント5倍になる店舗もある。またポイントサイト経由では最大20倍になることも!ポイントアップされる店舗・利用方法などは以下の通り。
 

ポイント倍率 対象店舗・利用方法 備考
3倍 セブン-イレブン 貯まったポイントはnanacoポイント、
nanacoカードへ交換可能
イオン、ダイエーの
グループ店舗
【対象店舗】
ダイエー、グルメシティフーディアム、イオン、
マックスバリュ、イオンスーパーセンター、
ボンベルタ成田、ホームワイド、光洋、
マルナカ、山陽マルナカ、ピーコックストア
サンデー、ジョイ、ザ・ビッグ
海外利用 海外の事業者が運営する
ショッピングサイトも対象
宇佐美グループSS 宇佐美ガソリンスタンド
5倍 藤田観光グループ ワシントンホテル、ホテルグレイスリー、
箱根小涌園・天悠、伊東小涌園、伊東・緑涌、
由布院・緑涌、ホテル椿山荘東京、太閤園

「トクトク!ステージ」で年間200万円以上利用していれてば還元率は30%アップ。かつセイオンやダイエーなどでの利用なら、0.8%×3倍で2.4%。ワシントンホテルなど藤田観光グループの利用なら、0.8%×5倍で4%の超高還元率クレジットカードとなる。

・「ポイントUPモール」利用でポイント最大20倍も

約400ほどのネットショップが集まる「ポイントUPモール」経由のネットショッピングではポイント獲得率が最大20倍になるという点も見逃せない。モールには

  • 楽天市場
  • Amazon
  • Yahoo!ショッピング
  • じゃらん

    などのサービスが集結しているので、ネットショップを頻繁に利用する人でも不便さを感じないだろう。

メリット3,ポイントの交換先も数多くラインナップ 現金でのキャッシュバックも!

ポイントの交換先としては他社ポイントやマイレージ、ギフト券が用意されている。交換できるポイントと必要なわくわくポイント数は下記の通り。

・交換可能ポイント・ギフト券
 

交換可能ポイント 最小交換
わくわくポイント数
交換先ポイント数
nanacoポイント 1,000ポイント 1,000ポイント
ドトールポイント 1,000ポイント 1,000ポイント
dポイント 1,000ポイント 1,000ポイント
Gポイント 1,000ポイント 1,000ポイント
WALLETポイント 1,000ポイント 1,000ポイント
JALマイル 1,000ポイント 500マイル

※すべて1,000ポイント以上、500ポイント単位で交換可能
 

交換先ギフト券 最小交換
わくわくポイント数
交換先ポイント
換金額
VJAギフトカード 1,000ポイント 1,000ポイント
日本旅行ギフト旅行券 1,000ポイント 1,000ポイント
図書カードNEXT 1,000ポイント 1,000ポイント
JCBギフトカード 5,000ポイント 1,000ポイント
JTBナイスギフト 1,000ポイント 1,000ポイント
ジェフグルメカード 1,000ポイント 1,000ポイント
ダイエーグループ商品券 1,000ポイント 2,000ポイント
Amazonギフト券 5,000ポイント 5,000ポイント

※商品券への交換は、別途交換手数料500ポイントが必要

そのほか、nanacoカード、ドトール バリューカード、VJAギフトカード、JTBナイスギフト、日本旅行ギフト旅行券、ジェフグルメカード、図書カードNEXT、ダイエーグループ商品券、JCBギフトカード、Amazonギフト券などへも交換可能。なお、nanacoカードとドトール バリューカードのカード発行手数料は不要だ。

また、1,000ポイント→800円(引落口座が三井住友銀行かジャパンネット銀行の場合)、あるいは、1,000ポイント→700円(引落口座がその他の銀行の場合)というレートで、引落口座に振り込む形でのキャッシュバックも可能。

通常、クレジットカードのポイントをキャッシュバックする場合、カード利用代金の請求額からその分を差し引く形となるため、このような現金でのキャッシュバックはめずらしい。

メリット4,三井住友銀行ATM時間外手数料が無料

「セディナカードJiyu!da!」は、その名の通り「毎月の支払額、支払い方法も自由に決められる」ことをアピールポイントとしている。要するに「リボ払い」のことだが、金利手数料が比較的高いリボ払いを前提とすることを引き換えに、三井住友銀行のATM時間外利用手数料が無料になる。これは、三井住友銀行を使っている人には大きな魅力だろう。

・ATM時間外手数料無料の設定方法
ATM時間外手数料無料については、毎月のカード利用代金を三井住友銀行の口座(SMBCポイントバックを設定した残高別金利型普通預金口座)から引き落とす設定をした場合、その同じ口座に適用される形。

・ATM時間外手数料無料の対象
110円(税込)のATM時間外利用手数料が無料になるのは

  • 三井住友銀行の当行本支店ATM
  • 三菱UFJ銀行の店舗外ATM

    ただ、手数料が無料になるのは先にも述べたようにカード利用代金の引落口座だけで、三菱UFJ銀行の口座のATM時間外手数料が無料になるわけではない。

    そのほか、月3回までという制限付きだが、コンビニATM(イーネット・ローソン銀行・セブン銀行)におけるATM時間外手数料(110円・税込)とATM利用手数料(110円・税込)についても無料となる。

ATM手数料

利用ATM 三井住友銀行(本支店ATM)・
三菱UFJ銀行(店舗外ATM)
コンビニATM
(イーネット・ローソン銀行・セブン銀行)
ATM利用日時 平日 土・日・祝日 平日 土・日・祝日
8:45~18:00 左記以外 8:45~18:00 左記以外
通常手数料 無料 時間外手数料110円 利用手数料110円 時間外手数料+利用手数料220円
セディナカードJiyu!da! 無料 無料(月3回まで)

メリット5,スーパーで5%オフ リンコスなど

スーパーなどで指日に5%オフになる特典も付属している。該当するのは以下の店舗。
 

対象 対象日
リンコス 毎週日曜日
魚悦
三春屋 毎月第2、第4日曜日
中合福島
今治デパートグループ
※ショッパーズ
ライフショップ
ショッピングセンター保内
フジマート野村
スーパーストア
東武イーストモール 毎月1日
東武サイスヒルズ

身近な日用品を購入できるショップでの割引で、日常生活を少しお得に過ごせるはずだ。

5,「セディナカードJiyu!da!」のその他の2つのメリット 旅行傷害保険など

ポイント還元率アップや手数料無料などがフォーカスされる「セディナカードJiyu!da!」。しかし国内、旅行傷害保険など、年会費無料のクレジットカードと考えると非常に心強い特典も付いてくる。

その他のメリット1,旅行傷害保険 最高1,000万円が利用付帯

付帯保険には、旅行代金をカードで支払った場合に適用される最高1,000万円の国内旅行傷害保険が付帯する。またカードで購入した商品の破損・盗難などによる損害を購入日から180日間、年間最高50万円まで補償するショッピング保険(動産総合保険)も用意。(免責金額3,000円)。
 

補償内容 金額
死亡・後遺障害 最高1,000万円
入院保険金日額 3,000円
通院保険金日額 2,000円

ショッピング保険は一般的な保険の補償期間が購入日から90日間という設定が多いことを考えると、180日間補償というメリットは大きい。50万円という補償額も日常的な買い物であれば困ることはないであろう。

その他のメリット2,スポーツ・レジャー・ショッピング・国内宿泊・ライフサポートの優待サービスも

特典・サービスで特筆したいものに、

  • プレミアムクラブオフ……スポーツやレジャー、ショッピング、国内宿泊、ライフサポートなどの優待サービス
  • ウキウキトラベル賞……毎月のカード利用金額1万円(税込)を1口として抽選で毎月150名に海外旅行・国内宿泊が当たる

    などがある。

    6, 「セディナカードJiyu!da!」の3つのデメリット

        このクレジットカードを申込む前にデメリットもチェックしておこう。

デメリット1,リボ払い専用カードなので支払い額設定が手間

普通のクレジットカードとはことなり、「セディナカードJiyu!da!」の第一のデメリットは支払い方法がリボ払いになってしまうということだ。上記で紹介したように月々の支払い金額の設定を変更すれば手数料が支払い額に上乗せされてしまうのはある程度回避できるが、その設定が手間だと感じる人には向かないだろう。

デメリット2,還元率がアップする店舗が近隣にないとお得度が薄れる

通常の還元率は0.5%。様々なショップで還元率がアップする仕組みや割引になるサービスが用意されているが、それらの店舗が近隣にない場合などは得度を感じることは少ないだろう。

デメリット3,海外旅行傷害保険が付帯していない

最後のデメリットは海外でのショッピングではポイント還元率がアップするが、海外旅行傷害保険が付帯していないということ。年会費無料のクレジットカードなので、海外旅行傷害保険が付帯しているクレジットカードをメインカードとして持ち、サブのカードとして使うという形になってしまう。

7,「セディナカードJiyu!da!」はどんな人に向いているのか?

「セディナカードJiyu!da!」は前提として自動的にリボ払いになる仕組みをよく理解して金利手数料を払わないよう工夫できる人なら、取得を検討すべきカードといっていいだろう。

特に三井住友銀行、セブン-イレブンやイオングループ、宇佐美グループのガソリンスタンド、藤田観光グループのホテルなどをよく使う人にとっては、非常にメリットのあるサービスが搭載されている。自分の生活の中でこれらの店舗やサービスを使うことがある人は、クレジットカードを見直すときに、候補にいれてみてはいかがだろうか。

 
執筆・モリソウイチロウ

「ZUU online」をはじめ、さまざまな金融・経済専門サイトに寄稿。特にクレジットカード分野では専門サイトでの執筆経験もあり。雑誌、書籍、テレビ、ラジオ、企業広報サイトなどに編集・ライターとして関わってきた経験を持つ。  

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