人から褒められると嬉しい反面、なにか裏があるのではないかと考えてしまう場合もあるだろう。素直に受け止められずに、複雑な気持ちを抱いている人はどれほどいるのだろうか。
■約6割「褒められると裏があると…」
Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女694名を対象に調査を実施したところ、「褒められると裏があるのではと疑ってしまう」と答えた人は58.6%だった。

社交辞令やお世辞としての褒め言葉が日常にあふれているために、本気で言っているのだろうかと悩んでしまうのかもしれない。
■社交辞令と思ってしまう
褒められても素直に受け止められない20代女性は、「仕事で上司から褒められることがありますが、素直に受け止めらないんです。『社交辞令として言っているだけでは?』と勘ぐってしまいます。昔から自己肯定感が低いほうなので、相手の言葉の裏を考えすぎる癖があるのでしょう」と話す。
続けて、「褒め言葉が嘘だとは思いたくないのですが、あまりにもタイミングがいいと『なにか頼み事があるのかな?』とも考えてしまうんです。そんな風に考えず素直に喜べればいいのですが、性格的に難しくて…」とも語っていた。
■素直に受け取ったほうが…
褒められたときには素直に受け入れる20代男性は、「私は人から褒められると、あまり深く考えず素直に受け取るようにしています。たとえ社交辞令だったとしても悪い気持ちはしませんし、褒められることでモチベーションが上がることもありますし」と考えを述べた。
さらには、「褒め言葉に裏があるかどうかを気にしすぎると、人付き合いがしんどくなると思うんです。なので、なるべくポジティブに受け止めたいですね。それに素直に喜んだほうが、相手にも良い印象を与えられるのではないでしょうか」と続けた。
■脊髄反射で警戒
Xでは、「公私ともに他人から褒められると、『何か裏がある?』と脊髄反射で警戒してしまうので、やはり根本的に社会に向いてない」とやはり疑ってしまう人も多くいた。
しかし一方では、「褒められると素直に嬉しい」「割と言葉通りに受け取る人間なので、褒められると素直に喜びます」と褒められた事実を素直に受け入れている人もいるようだ。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2025年6月13日~2025年6月17日調査対象:全国10代~60代の男女694名