■ヒナ落下後、さらなるアクシデントが…!
渡り鳥のツバメは春から夏にかけて日本で子育てを行ない、秋から冬にかけて南へと旅立っていく。
そんなツバメと立川駅の関係について、JR東日本からは「今回と同様の場所ではありませんが、例年駅構内に数カ所のツバメの巣が作られています。今回の巣がいつから作られたのか等の詳細は不明となりますが、7月上旬に巣が完成していることを把握してました」と、説明してくれた。

(画像=『Sirabee』より引用)
そして今回、事件が起こったのが10日17時ごろのこと。
ヒナが1羽落下してしまい、その際は警察官が用意した段ボールにて保護していたのだが…なんと、翌11日にもう1羽のヒナがダンボールの中に落下してしまったのだ。

(画像=『Sirabee』より引用)
こちらを受け、立川駅では落下してしまった2羽のヒナの保護について検討。その結果について、担当者は「以前、他駅でお世話になったNPO法人の保護団体『Tsubame Japan』さまに相談させて頂き、今回のような巣を設置する経緯となりました」と、説明している。
■立川駅は「温かく見守ってほしい」
立川駅の対応が大きな話題となった件について、JR東日本の担当者は「いつも立川駅をご利用頂き、ありがとうございます」「なお、自由通路では多くのお客さまが日々ご通行になりますので、立ち止まっての観察や撮影はできる限りご遠慮頂き、周囲へのご配慮をお願いいたします。ツバメが無事に成長し旅立つ日まで、温かく見守って頂ければと思います」と、笑顔で呼びかけていた。

(画像=『Sirabee』より引用)
思いやりあふれる立川駅の神対応に報いるためにも、撮影時のマナーには重々注意したい。