夏に欠かせない冷房だが、当たりすぎると体調を崩すことも…。快適な設定温度が人によって違うために、なかにはエアコンの使用を我慢している人もいるようだ。
■約7割「冷房で体調を崩して」
Sirabee編集部が全国の10〜60代の男女626名を対象に調査を実施したところ、「冷房で体調を崩した経験がある」と答えた人は68.8%だった。

とくにオフィスや電車など、自分では調整しづらい環境で悩む人も多いのかもしれない。
■会社の冷房がつらい
会社の冷房に悩む30代女性は、「私は冷房で体調を崩しやすいタイプなので、夏場は大変です。会社の設定温度が低めのため、真夏でも上着が欠かせません。最初は涼しくて快適でも、長時間いると体が芯から冷えてきて…。体調が悪くなり、仕事のパフォーマンスも落ちてしまいます」と語る。
対策はしているが、「上司に『寒いです』とは言いづらくて、ひざ掛けやカーディガンを持って行って調整しています。それでも寒い日は、ストレッチなどして体を温めたりしているんです。ただそこまでしても冷えるので、どうすればいいのか…」と続けた。
■暑いと効率が落ちるので
暑がりな40代男性は、「僕は暑いほうが苦手なので、冷房は絶対に必要だと思っています。職場でも家でも設定温度は、普通よりも低めなほうかもしれません。暑いと仕事の効率も落ちるし、汗だくになるのが嫌なので…」と考えを述べた。
周囲に気は払っているようで、「人によっては寒いと感じていると思いますが、上着を着て調整しているので大丈夫かなとも…。自分は冷房で体調を崩したことがないので、どれだけつらいか想像がつかないのかもしれません。ただ寒がっている人がいれば、設定温度を上げるようにはしています」とも話していた。
■夏でもカーディガン
Xでも、「弊社、オフィス冷房効きすぎ寒すぎて、気温差で体調がバグる」「なんか背中痛いし体調悪いなって思ったら冷房が原因でした。夏でもカーディガンを羽織っていくスタイル」と冷房で体調不良になる人からの投稿が見られた。
冷房を効かせて欲しい人からは、「電車の冷房はもっとキンキンに冷やせ。不快すぎる」「冷房を効かせた部屋で、すやすや眠る犬を見るのが至福のひととき」との意見もあった。
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(取材・文/Sirabee 編集部・ニャック)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ 調査期間:2025年6月13日~2025年6月17日調査対象:全国10代~60代の男女626名